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"痛み"は生活の妨げになります。他方それは体の異常を知らせるサインでもあります。
動物は傷を負ったときじっと止まって回復を待ちます。
ヒトはより早く回復させるため医療を発達させてきました。
結果、痛みを感じる時間は短くなり、更に命は長く保たれるようになりました。
戦後50歳ほどだった寿命は今では80歳を超え、女性はもう少しで90歳に手が届きそうです。
しかし、自立した生活は寿命のもっと手前にあって、人生の最期の何年かは誰かの手が必ず必要なのが今の世の中です。
WHO(世界保健機関)は「病気ではない」「弱っていない」などということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、全てが満たされた状態にあることを健康の定義としています。
つまり、健康は生きるための条件ではありません。
私は、健康とはヒトが何かを成し遂げるために必要な条件だと思っています。
何かを成し遂げるには誰かの応援があったほうが頑張れます。
沿道の声援がマラソンランナーの背中を押すように、頑張っているヒトの健康を応援します。
鍼・灸・マッサージ・手技によって不快症状の改善を目指しますが、なぜその不快な状態に至っているのかを考える必要があります。
痛みなどの不快症状は、ある一つの原因で生じることはまずありません。
よってその中の、施術によって改善可能な原因をあぶりだす作業が快方への生命線となります。
病院では各種検査によって画像上、数字上それらの見極めができますが、鍼灸師、マッサージ師はその手段は使えません。
つまり、他の方法で導き出す必要があります。
①骨格 | 構造的に正しい位置にあるか。 |
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②動き | 自動、他動の両面から動きの大きさ、角度、滑らかさなど。 また各部位がうまく連動できているか。 |
③脈診 | 東洋医学的診断手法のひとつ。五臓六腑のバランス。 |
④切診 | 脈診と同じく東洋医学的診断手法。 皮膚上の緊張、凹凸、乾湿、温冷など相対的な変化。 |
⑤問診 | とにかく聞きます。話したいことを話してください。 伺いたいことは尋ねますが、話したくなければ無理強いはしません。 |
以上、施術内容や方向性を決めるために、これらの視点から総合的に判断して原因を究明します。
そして、施術によって改善可能な原因に、最善と思われる手段で、できる限りアプローチします。
私が幼い頃、スポーツは観戦するものという印象でしたが、今では"自分自身が行うもの"という意味を持つように変わったと感じます。
それだけ多くの人々がプレーヤーとしてスポーツを楽しむ社会になりました。
自身の経験も踏まえ、スポーツを行う上での身体作りは、日常のそれとは少し違います。
スポーツでは、ある一点に身体を最高の状態にする必要があるという特徴があります。
大学、高校、中学は数年で終わるため、コンディショニングは将来を決めるかもしれない重要な条件になります。
競技スポーツ、市民マラソン等では求める結果、タイミング等によって必要なコンディショニングが変わるでしょう。
いずれにしても私が心がけるのは“バランス”です。
抽象的な言葉ですがとても深い意味があります。
ベストパフォーマンスは、力が入りすぎても抜けすぎても可能になりません。
日頃の疲れが残り過分に緊張していたり、力感のない緩みすぎではなく、少し張りのある程度が客観的スケールとしては望ましいと経験上感じます。
施術ではそこを目標にすること、車に例えるとマニュアル車のニュートラル状態。
スムーズにシフトチェンジできる状態にすることがバランスを整えることだと私は考えています。
構造的、感覚的にできるだけひずみ(歪)のない状態を目指します。
誰がいつから言い始めたのか知りませんが、まさにその通りです。
肩こりをはじめとする慢性症状は不定愁訴と呼ばれ、各種検査によって診断名がつきません。
しかし、これらは大きな病気を知らせるサインであることも少なくないと感じます。
また、このような症状をもつ人は外見的に苦痛に耐える姿勢や表情をしていることが多く、不良姿勢は身体の状態を反映していると言って良いと思います。
しかし、好んで不良姿勢のヒトはいません。
つまり、姿勢を意識することなく生活していると大抵不良姿勢に陥り、それは様々な症状の一因となるのではないでしょうか。
容姿端麗なモデルさんは決して体調が悪そうに見えません。
外見的にそう見えないということは、そのための努力や意識を間違いなくしています。
良い姿勢は放っておいて勝手にできるものではなく何かを意識して初めて作られるということです。
不良姿勢のため、ひず(歪)んだ構造バランスを整え、何を、またはどこをどのように意識すると良いか推察します。
こどもの外遊びは、単に身体を動かすというものではなく、脳-神経系、関節機能、筋骨格機能の円滑な発達に一役を担ってきました。
外遊びは自由でした。
外遊びの身体の使い方に、正しいという概念は存在しませんでした。
現代は周知の通り、外遊びの頻度は激減し、運動は専門的にスポーツとして習うご時世です。
習い事=教えてもらう、つまり基本的に型があります。
型をベースとして、できる・できないが評価されます。
成長段階のこどもなので、大人より身体の制御能力に大きな差があります。
これを、無理やり型にはめ込もうとすることは、以降大きく成長するこどもの様々な可能性を摘んでしまうことを危惧します。
経験上、早い段階で一つのスポーツに特化すると、動きの応用力に欠ける印象を持ちます。
しかし、外遊びが難しく、身体の使い方を教えてもらう時代というならば、それに適したフラットな状態も提供されるべきです。
鍼で強張りを刺激したり、強く揉んだりはしません。
旺盛な成長しようとする力を利用した、軽い皮膚刺激で好転反応を目指します。
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