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19年目。

治療室

開院の年に生まれていれば高校を卒業し大学へ進学の年を迎えます。

ちょうど今日から民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられますが
内容はともかく、慣例解釈では子どもと大人の一線を隔す大きな転換期です。

それほどの感覚が突然芽生えるわけではなく、今まで通り日々淡々と積み重ねるだけですが
学校という縛りで知識を詰め込めば一日が充実して終わっていたころとは違い
居るだけで成立する家庭と、逆に存在が空気に等しい扱いを受ける社会
という依存のみの他者との接触下で、常に不安をどこかで感じながら進んできたし
これからもそれは変わらないと思いますが、また一年を省みて新たな始まりの節目の時を
去年と同じ仕事に従事しながら迎えられることに感謝します。

産声を上げたばかりの1年目も、大学に進学の19年目も
"痛い"と訴える人がいることと、その改善のための手段として
"鍼灸マッサージ"を使うことは何も変わりません。

しかし"痛い"や"鍼灸マッサージ"には言葉で通用してしまうが故に
掘り下げない奥行きや幅があること、標準化された言葉以外の
診えていない領域があること(むしろこちらが大きい)を理解しました。

健康は未来永劫ではなく痛みを知って初めて気づきます。
しんどい毎日でも、今が充実し、楽しいと感じることができる環境作りの
後方支援ができるようまた1年進みます。

運動のススメ

健康寿命

昨日、3回目ワクチン接種を受けました。

日々の情報に2年経った今もまだ一喜一憂が続きますが
現在の科学が示す最も安心、安全が得られるコロナ対策の一つです。

中和抗体価が最も高いとされる交互接種(ファイザー×2、モデルナ)でしたが
局所の痛み以外の副反応はなく、今日一日いつも通り仕事ができました。

ワクチンはご周知の通り、病原体に対する抗体産生を促し
感染症に対する免疫力を得るものです。

2021年ベストセラーになった「スマホ脳」の著者
精神科医のアンデシュ・ハンセン氏の続編ともいえる「最強脳」には
運動がもたらす心身への恩恵が書かれています。

運動が大切だ、と言われ始めたのはいつかはわかりませんが
文科省の幼児期の指針をみると少なくとも10年以上言われ続けています。

便利は運動を奪う目的で追求されてきたわけではないでしょうが
極端に言えば、狩猟や農耕が生きるために必須だった時代は
日常の運動が生きるための手段だったのに対して
経済社会では、運動そのものを目的にしましょう、になっています。

運動はしなくても生きていけますが
長く健康を維持するためにやったほうがいいですよ、ということです。

生きることと健康であることに隔たりが生じているのに
運動の機会を作れないのが今ということです。

運動の時間を作ることで、免疫の獲得だけではなく
情報依存からも解放され、どうしようもないものに
一喜一憂していたことに気付くかもしれません。

科学の証明ではなく、運動は心身に良い影響があって
外邪の侵入に対する免疫力を高める、とヒトは薄々気付いています。

ワクチン以外の免疫獲得も可能です。

コロナ禍2年。

治療室

2021年、最後の鍼療、新年を迎える準備が終わりました。

COVID-19初感染者が日本で確認されて2年。

未だ続くメディア報道を聞くたびにため息がこぼれそうになります。

誰かに日常を奪われたような気持ちになるからでしょうが

しかし、よく考えると思いつく著しい生活の変化は

私の場合、マスク着用と細かい手指消毒くらいでした。

人の認知バイアスは被害を高く見積もる傾向があるので

煩わしい情報に過剰な反応をしてしまうこともあります。

今を冷静に考え、”無い”を欲することを一旦諦めてみると

見えていなかった目の前にあるものに気付き

感謝できるようになりました。

コロナ禍であるが故、「負の言動を慎む」を掲げた1年でしたが

結果的に内側で良い循環を生みました。

また1年楽しみです。

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