20年目。

治療室

2004年4月1日に開院したので20年目の始まりの日です。

脱サラなので辞める、諦めるつもりはなく、腹を決めたつもりで
飛び込んだ世界ではありますが、施術そのものの成否、経営、生活など
一喜一憂は開院以来今でも変わりません。

しかし、当初のほうが生業とすることに楽観的であったことは確かで
今は、求められるものの幅の広さと、多種の応えの必要性の実感が
とても大きくなっているので、できる限りの準備をし
少し先を見て進まなければならないと感じていて
緊張と充実は増しています。

年末に記したように、今年は自身が50を迎える節目の年でもあり
いつまでやれるのか?とおぼろげながら考えるようになりました。
(必要とされることが前提ですが。。)

これまでの経験のおかげで、自分で決断し結果を消化する習慣が身に付きましたが
自己完結の背景には誰かの言葉や思想があるので
情報の選択と咀嚼反芻を行いながら、想像可能な1年先あたりを追い
1日の納得を重ねるしかないと思っています。

年度末、長男中学卒業も重なり、いい機会なので
お休みをいただき家族で北海道に行ってきました。

時間経過はどこでも同じですが、日常を離れた時間はほんとあっという間でした。

一旦離れて日常に戻ると、向かっていく仕事に対して
親の務めをひとつづつ終えていく育児に悲喜こもごもな感情が沸きました。

先のお知らせの通り、本日から施術料の改定で
来院の皆様にはご負担を強いることになり心苦しい限りですが
経験を確かな仕事に還元できるよう日々淡々と、に徹し
また1年積み重ねたいと思います。

頑張らないを頑張る、という能動

治療室

本日をもって今年の仕事納めとなりました。

また1年間この仕事に従事できたことに感謝します。

 

先頃のサッカーW杯、私はサッカーフリークではありませんが

一進一退の本気勝負につい我を忘れて観入り力をもらいました。

スポーツに限らず誰かの頑張る姿でやる気になることはあります。

ヒトの情動や意思は元々内側にあるのではなく

外からの影響で動かされ決められることが殆どです。

それ故とても不安定です。

昨年は原点に返り“心身の中庸”を一年のテーマにしていました。

気付いた意外なことは、不足を補うよりも

充足でアクセルを踏まないことの難しさでした。

やりすぎる、は、そうすることで自分にブレーキがかかる、

頑張らないを頑張る、という能動もあると知りました。

今年は節目の五十を迎えます。

孔子『論語 為政』にある“天命を知る”

とはどういうことなのか、少しワクワクします。

第2弾缶バッジ

治療室

ほんの出来心、遊び心で作った缶バッジ。

弊院ご利用の中高生、大学生をはじめ多くの方々にご愛顧いただいています。
リュックなどに付けてくれているのを見ると、とても嬉しいです(^^)

陰陽になぞらえて白と黒を作りましたが
底をついてきたので第2弾、青と赤を作りました。

残り少なくなった白と黒も併せて、また可愛がってやってください。

今回もご協力くださいました、REBIRTH石川さん
ありがとうございました。

 

19年目。

治療室

開院の年に生まれていれば高校を卒業し大学へ進学の年を迎えます。

ちょうど今日から民法改正により成年年齢が18歳に引き下げられますが
内容はともかく、慣例解釈では子どもと大人の一線を隔す大きな転換期です。

それほどの感覚が突然芽生えるわけではなく、今まで通り日々淡々と積み重ねるだけですが
学校という縛りで知識を詰め込めば一日が充実して終わっていたころとは違い
居るだけで成立する家庭と、逆に存在が空気に等しい扱いを受ける社会
という依存のみの他者との接触下で、常に不安をどこかで感じながら進んできたし
これからもそれは変わらないと思いますが、また一年を省みて新たな始まりの節目の時を
去年と同じ仕事に従事しながら迎えられることに感謝します。

産声を上げたばかりの1年目も、大学に進学の19年目も
"痛い"と訴える人がいることと、その改善のための手段として
"鍼灸マッサージ"を使うことは何も変わりません。

しかし"痛い"や"鍼灸マッサージ"には言葉で通用してしまうが故に
掘り下げない奥行きや幅があること、標準化された言葉以外の
診えていない領域があること(むしろこちらが大きい)を理解しました。

健康は未来永劫ではなく痛みを知って初めて気づきます。
しんどい毎日でも、今が充実し、楽しいと感じることができる環境作りの
後方支援ができるようまた1年進みます。

コロナ禍2年。

治療室

2021年、最後の鍼療、新年を迎える準備が終わりました。

COVID-19初感染者が日本で確認されて2年。

未だ続くメディア報道を聞くたびにため息がこぼれそうになります。

誰かに日常を奪われたような気持ちになるからでしょうが

しかし、よく考えると思いつく著しい生活の変化は

私の場合、マスク着用と細かい手指消毒くらいでした。

人の認知バイアスは被害を高く見積もる傾向があるので

煩わしい情報に過剰な反応をしてしまうこともあります。

今を冷静に考え、”無い”を欲することを一旦諦めてみると

見えていなかった目の前にあるものに気付き

感謝できるようになりました。

コロナ禍であるが故、「負の言動を慎む」を掲げた1年でしたが

結果的に内側で良い循環を生みました。

また1年楽しみです。

7月の営業日






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6月の営業日




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