本日より始めます。
治療室
競技場に応援の声が戻り、新型コロナウイルスによる制限制約の収束を実感しました。
検査によるウイルスの可視化は感染を早期に防ぎ、安心を得ることができた一方で
収束の今もマスクの余韻は残り、明確な可視は分断という負のレガシーも生んだと感じます。
ウイルスや病を悪とすると、それらや共生は肯定されません。
明確に線引きができるほど、世の中は簡単に分けられるものばかりではなく
その時は良かれと思っても、時間が経つと違っていたということはあり
発することで生じる後悔を防ぐため “感情をすぐに口にしない”が昨年の目標でした。
意識することで言葉を選び、先を想像しながら話す術は少し身についたかもしれませんが
すぐに制御できるほど容易ではなく、癖の気付きに至りましたが持ち越しです。
白黒、善悪の線引きではない、今、をまずは受け入れること
その上でそれぞれの前進への一助が職責だと考えた一年でした。
本年も宜しくお願い申し上げます。