春季合宿in高知
陸上
週末、高知県立青少年センターにて
岡山商科大学、玉島商業高校陸上競技部合宿に同行しました。
最終日のわずかな雨以外は初夏を感じさせる好天で
トラックシーズン直前には絶好のコンディションでした。
故障者のケアと補強、新一年生のフィジカル評価に終始しました。
細かな個人差はあるものの行きつくところはたいてい土台(基礎)の重要性です。
私の考える土台は、力、方向の変化にも安定した体幹をベースとする自己制御能力です。
この土台の大きさ、引き出しの多さ、極短時間の体現性が
以降の技術の獲得と再現性に関わると思っています。
派手な動き、客観的にわかりやすい苦しさを練習では求めがちで
こなせば強くなる、という固定観念が払拭されない傾向は根強いと感じます。
運動器の成長過程では走るだけで記録が伸びると推察しますが
骨端線閉鎖後は土台を大きくした上での(常に大きくしながら)
運動器への刺激が結果を左右すると考えます。
速い選手は地味な動きの精度も高いことがほとんどです。
100m10”で走ることは誰にでもできることではありませんが
プランクは大抵の選手はできます。
正しいプランクを長時間保持できるかどうか?
ブレイクスルーはこんな地味で泥臭い先にある
そう思います。
新たなシーズンに期待します。