レッドブル・エアレース
ライフスタイル
週末、日本で初めてレッドブル・エアレースが開催されました。
高速で飛行技術を競うこのレースは
最高370km/h、最大重力10Gという想像を絶する中で行われます。
これに参戦する唯一のアジア人パイロット室屋義秀選手のインタビューを見ました。
超高速なため目で捉えて操縦していては遅く
写真のコマのように頭でイメージを作りあてはめていく感じ
瞬時に重力がかかると脳の血液が一気に下降し意識を失うため
下降寸前にきばって能動的に血液を押し上げるのだという
人間には恒常性の維持機能が備わっていますが
衣・食・住の生活様式は都合よく操作され
本来、趣を感じる変化でさえ対応できなくなっているような気がします。
三次元の異次元空間の中でスピードと技術を追及しようとする室屋選手を見て
予測できる将来への対応は、今を生きる我々に警鐘を鳴らしているように思えました。
対応できなっかったとしても知ると知らないとでは心のあり方は随分変わります。
それにしてもTVで観ても意識の全てを持っていかれる迫力でした。