運動(スポーツ)の功績
ライフスタイル
絶好の運動日和の朝、小3の息子は陸上の練習に出かけました。
今日は、中国電力陸上部の選手によるスクールで
帰宅後、選手からサインをもらったと嬉しそうに話していました。
今は、身体の使い方を学ぶ時代です。
残念ながら、日常生活で会得する機会は喪失しています。
習い事の枠を超え、将来を見据えてプロを目指す領域まで
体の使い方を学ぶということの範囲は広域ですが
将来のためにも、やっておいたほうが良いと思えることの一つです。
先日新聞で、スポーツ庁が行った、体力・運動能力の調査結果の掲載がありました。
調査方法が現行方式になった’98以降、75~79歳男女が過去最高で
高齢者の体力は上向き傾向が継続というものでした。
まだまだ動けるが、リタイヤした人たちが、将来を見据えたり
運動と日常生活の因果を想像して、何かアクションを起こした結果と言えるのではないかと思います。
75歳オーバーということは、戦争を経験した最後の世代になるので
戦後の復興に一躍担った方々です。
運動という表現が正しいかどうかわかりませんが
間違いなく、引っ切り無しに動き詰め、働き詰めていたに違いありません。
ということは、動くということの基盤が幼少のころからできていたわけです。
今の、手を伸ばせば何でも届く子どもたちとは
心も体も作りが違うと容易に想像できます。
運動(スポーツ)は、年齢や性別を問わず、目標に応じて身体を動かすことで
その成果が得られるツールであるし、継続性を持たせれば、将来の体力作りの基盤となります。
生活だけでなく、運動(スポーツ)する人が増えれば
身体を作る、つまり身体の質を高めることに繋がり
鍼灸によって貢献ができるとも思っています。