チョーキング無縁の’19吉備路マラソン
プライベート
2月恒例の吉備路マラソン10キロ。
第1週の丸亀は、先の言い訳の通り
しかし、想定通りの内容。
それ以降、3週間の有余。
なんとか例年通りと言えるところまで克服。
年度末の突貫工事の如く急ピッチに
しかし故障しない程度を目標にして納得の結果。
走ることの意味が“速く”に限らず
イメージの体現、心身の可能性、といった治療への還元が主な名目なので
スタートラインに立った時、研ぎ澄まされた緊張感はないが
セルフコントロールできるか!?という期待にドキドキはする。
ドキドキが少ないほど途中で匙を投げる傾向が強い。
緊張はあったほうが良いか?
といった問いかけはスポーツではよくある。
緊張を味方に良い結果が出た
というコメントはよく聞く。
緊張は定量できないが、その度合いは準備で決まると思う。
今、目の前のこの一点にどれだけの時間やエネルギーを投資してきたか
が、緊張の大きさを決めると思う。
だから、緊張の大きさはそこに賭ける自分の想いに等しい。
よって、緊張をうまくスキルに転化できれば良い結果に近づく。
緊張して本番で力が出ないことをスポーツではチョーキングという。
これは損失回避が高いほど起こりやすいということがわかっている。
損失回避とは、得を得るよりも損を避ける思考をいう。
スポーツで言えば、勝つことより負けないことを優先するということ。
経験を重ねた性格などが大きく影響すると思う。
克服には原因に対する考え方を変える方法が有効。
リアプレイザル(再評価)という。
勝てるかどうか不確かな想像を膨らませるのではなく
既に勝ったという想像のもと、試合を消化するという発想で臨む。
これで実際のパフォーマンスが向上する。
ネガティブになるほど緊張はなかったが
準備と結果の因果は等しいものだったと言える内容だったと思う。