第46回中国四国学生陸上競技選手権大会
陸上
週末、第46回中国四国学生陸上競技選手権大会
岡山商科大学に同行しました。
喉元過ぎれば熱さ忘れる、長く辟易した夏の暑さはもうなく
秋の乾いた風で一層肌寒さを感じる気候の中行われました。
去年12月、冬期練習前に各自が掲げた目標に挑む最後の大会といえます。
そもそも、目標設定は正しいのか?
試合で勝つことや自己ベストを出すこと以前に
ひとつづつ目の前の課題をクリアすることのほうが大切です。
段階的に課題をクリアすることで、最終目標に近づく実感を得られ
途中、停滞したときは設定や練習を見直すことで都度改善を促す。
目標に届かなくてもこのプロセスは経験として残り
陸上以外のフィールドでも役に立つと考えるからです。
その大前提には自己評価が必要です。
多くはここが不足しています。
向上には弱点の克服が必須なので、自分の弱点を知る必要がありますが
この作業が面倒で大変なのです。
洗練された中でしか記録は出ないわけではなく
考察してもなぜかわからず出てしまうこともあるからです。
フィジカル、メンタル、気象、場所、すべての流れ
際限のない影響を受ける素因に優劣をつけ
俯瞰したとき自分が見えてくると思っています。
スタートラインに立つ前に、結果は大抵想像できているはずです。
つまり、準備で結果は決まるということです。
過ぎればあっという間だったシーズンを省みて
最善の準備に期待します。