不測の一年
治療室
本日、今年最後の鍼療日終わりました。
2013年9月、フェンシング太田雄貴選手と
滝川クリステルさんの歓喜の姿が印象的だった
約半世紀ぶりの自国開催オリンピック決定から7年後
開催当年、渦中の話題は新型コロナウイルスになっていました。
オリンピック開催の気運は薄まり
見えないウイルスを日常で意識せざるを得ない戦いのゴールはまだ見えません。
世の中の不確かは、科学の力でその全貌とはいかずとも可視化できるようになってきました。
言葉や動作はヒトの内側の可視ですが
私は見えているものの裏にこそ本質が潜むと思っています。
年頭に決めた今年のテーマは偶然にも”見えないところを見る”でしたが
振り返ると相手が見ている世界を想像することが最も重要でした。
観見二眼。意識の目、無意識の目、両方を使いこなしてこそ本質理解に至る。
不都合なものは排除のみの発想では解決は遠い、そんな気がします。
無事の一年に感謝し、新年に期待と希望をもって
不測の一年、年末年始は是非とも疲れた心身の静養に充ててください。
そして、新年を新たな心と身体でお迎えください。