“治す”と“治る”

ライフスタイル

病気やケガを“治す”という言い方があるが私は好きではない。
結論から言うと“治る”が正しいと思っているからだ。

病気やケガと言っても色んな状態があって
目に見えるものから客観的に全くわからないものもある。

しかし、その対処法や症状を和らげるための方法が確立されたり
色んな方法論があるものは身近に感じることができ
少し乱暴な言い方だが、体がしんどいことに対して不安が少ないと思う。

一方、しんどいことへの対応が不鮮明な症状は不安が大きい。

私たちの仕事はこうした大小の不安に対して
色んな引き出しを提示して一緒にやってみることだと思っている。

かつ、それらに序列を設け優先順位が付けれればもっと良いと思う。

肩こりと言っても何が原因の肩こりかで対処法が変わってくるということだ。

しかし、最も大切なのは目の前の引き出しを開けるかどうか
また自分が望むのはどんな状態かということを認識できているか
更にそれを遂行できるかということだ。

だから、最後のひと押しは他人ではなく本人によるものだと思うから
“治る”という表現が正しいと思う。

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鍼灸師として身勝手で無責任な表現かもしれないが
そこが症状の本質を左右する一線だと思う。

これで治療は終わりですという線は
我々の仕事ではなかなか引くことができないのだが
昨日それができる患者さんがあった。

とても清々しく心から嬉しかった。

そして間違いなく最後のひと押しをしたのはご本人だった。

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