動かすことと安定させること

姿勢

身体を色んなパーツで分けたとき
各々が独立した存在になるが
ヒトとして活動するときそれぞれが関連して動く。

静と動

だからある一部の骨や軟骨などの位置異常は
他の部位に影響を与え痛みなどの症状を作る。

以上を運動連鎖と表現しがちであるが、狭義の運動連鎖とは
全体の中の一部と一部が解剖学的なつながりで
ある一部が動いたとき他の離れた部分に影響することである。

普段の臨床でどこかに痛みを訴えられると
何故そこに痛みが発生したのか、日常の生活内容や
姿勢などを尋ね、そこから遡って考える。

しかし必ずしも結果はパターン化されず
運動連鎖の観点からも無理が出てくることがある。

それは骨格の位置異常が大きいとき痛みなどの発信源から
離れたところへ影響する以前に姿勢による制御が
優先的に出てしまうことがあるからである。

痛みなどの症状が出ると知ってか知らずか
このような反応は人間の危機回避能力の高さの裏付けであると思われる。

ただ姿勢制御には表裏の関係という原則があってヒトの身体を
上半身と下半身で考えたとき互いに逆方向に動きやすい。

だから、例えば膝に痛みがある場合、気をつけの姿勢の位置修正を行うとき
下半身の修正で姿勢が悪化すれば原因が上半身にあると推測できる。

ということは、何もしないのに肩が凝ったり腰が痛くなるというのは
止まったときの姿勢、つまり身体を安定させようと制御していることが
既に症状を作る形になっているということも有り得ると思う。

 

正しいイメージ

姿勢

体には正しい使い方というものがあって
それは外からの見え方ではなく、内側のイメージのことであると思う。

脳

例えば、腰が痛いとき痛みが出ないように歩くが
痛くないときは腰に痛みが出ないような歩き方はしない。

しかし両方とも外からの見え方は同じである。

普段の何気ない動作はほとんどが無意識であるが
“痛み”という意識が加わることで内側のイメージに変化が生じ
客観的に同じ動きに見えたとしても当事者は違った動きをしている。

歪みや傾きは見た目にバランスが悪く、それよりも真っすぐなほうが綺麗である。

治療の評価の上でもそれはとても重要視するところであるが
何かを意識した結果の歪みや傾き
内側のイメージによるものがそれならば問題ないのではないかと思う。

スポーツの世界で活躍する選手の中で
形態上異常が見られるにも関わらず競技できていることがある。

ベテランサッカー選手の恥骨結合が不整であったり
プロ野球選手の肩や肘のMRIで明らかな異常所見があっても痛みなく投げられる
などの事実が実際に存在する。

これらは内側のイメージで意識された体の正しい使い方と言える。

ただ、体は複合的な構造が相互作用によって働くので
ある一部に焦点を合わせるのではなく
全体の構造理解とそれに適う正しい動きのイメージが必要である。

 

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