内と外
鍼灸、その他治療
先日、3回目の岡山マラソンが大盛況に終わりました。
弊院にも調整のためいくらかの来院がありましたが
各々の目標達成の後方支援ができていれば幸いです。
マラソンに限らず、スポーツや日常で円滑に過ごせるよう
調整という名目で来院される方は、弊院は多いと思います。
なぜなのか。と考えると
おそらく変化を能動的に行おうとしているからではないかと考えます。
もちろん、痛み強張りといった体の不具合があるからという理由もありますが
生活、パフォーマンスに影響ないと思われるレベルでも
調整を求める裏側には、変化したいという潜在意識があるのではないかと思います。
能動的変化に必要な条件のひとつに“気づき”があります。
内の自分は、外から見たときその正体を知ります。
物事を考え、一定の答えが欲しい時、自分の内にある情報だけでは
結論に至ることがとても難しく、たいていの場合
外と内を比較、加味検討することで答えに辿り着きます。
この外からの情報として調整治療が効果的なのではないかと思います。
スマホをはじめとする撮影機器の普及で、スポーツ現場で動きの確認に
これらを使うことはとても多く、自分の感覚(内)との隔たりを見ることで
修正が容易になりました。
ひと通り全身をチェックし、アライメントから考える筋の不均衡状態を治療によって整え
更に必要と考えるストレッチやトレーニング部位をお伝えするようにしています。
外からの情報入力で、日常やトレーニングに変化が生まれれば
何かが変わると思っています。