求める結果を出すには
ライフスタイル
求める結果について、情報を集めたり経験の引き出しを開けたり
できる限りを尽くして絞り出したのは正しい答えなのか?
と言われると、そうではないかもしれません。
本当の答えは、1+1=2のように明白なものばかりではないからです。
更に、人は自分に都合良く、また、自分の嗜好に偏った解釈をする癖があり
集める情報や経験自体、限られた範疇であることがほとんどであると感じます。
人には、物の捉え方として、楽観的側面と悲観的側面があって、その割合は人によって異なります。
楽観的な割合が多ければ、物事の進行が早く、失敗や間違いがあってもすぐに立ち直ることができますが
悲観的な割合が多ければ、何かにぶつかるたびに止まってしまい
次の一歩がなかなか出ないばかりか、逆戻りしてしまうことさえあります。
だからと言って、楽観的な側面ばかりが良いわけではありません。
進行スピードが早ければ、その分冷静さを欠くし、判断の信憑性が損なわれます。
何事もバランスが大切で、両者を程よく兼ね備えることが肝要です。
自分に都合良く、偏った解釈をしていることを認識した上で
目の前の出来事に対峙することが、迅速かつ冷静な判断ができ
求める結果に近づいていることになるのではないかと思います。