偉業を支える土台

ライフスタイル

桐生選手が日本人初9秒台を出して
私はまだ興奮が冷めない感じが続いています。

多くのメディアが今回の結果を分析していますが
結局のところ、ストライドを大きくすることと
ピッチを速めること、この2点に集約されるのではないでしょうか。

そのために、100mという距離を加速、最大疾走、減速という
大きく3つの局面に分けて早くトップスピードに乗り維持し
減速しない方法を考え練習するというのが一般的です。

何事も効率的におこなって結果への最短距離を目指します。

ある方法は、ある時最短距離かもしれませんが
新しい方法が見つかると遠回りをしていた、つまり間違っていた(失敗だった)ことになります。

最短距離はその都度変化するし、人によって最短距離がどうかは違います。

今回の桐生選手、土江コーチのコメントにあったように
狙って出たものではないというところに、それを感じます。

しかし、最短距離が最短距離である前提として地固めが必要です。

面倒くさい地味で泥臭いことです。

この精度や反復が最短距離を決めると言っても良いと私は思っています。

桐生選手しかり、世界で活躍するスポーツ選手、結果を残す経営者、職人などは
間違いなくこの作業に意味を持ち、きちんと行っていると思います。

大記録や他にない成績、実績はもちろん賞賛されるものですが
その裏の見えない礎を我々は感じるので、ただの賞賛ではなくなるのだと思います。

 

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