淡々と
ライフスタイル
新型コロナウイルスに翻弄される毎日ですが
医療の最前線で立ち向かっている感染症を専門とする医師と
ウイルス研究者のメディアを見ました。
どちらも“日々淡々と業務を遂行するのみ”
と言っていたのが印象的でした。
目標を言葉で表すとき、それはたいてい大なり小なり今の困難です。
“淡々と”に裏付けられた目下の課題は、経験なしかつ想定の的を絞ることも難しく
日々変化する状況下にあります。
早期終息を目指せば求められる制約は厳しくなり、そしてスピードが求められるので
段飛ばしのリスクを負えば逆戻りや悪化も考えられます。
よって“淡々と”を志さなければ今を冷静に過ごせないと汲み取ります。
他方、外出自粛でイライラも蓄積しますが
イライラを突き詰めると時間の制約に辿り着くものもあります。
コロナショックで多くの業務を限られた時間で処理しなければならない、や
逆に余暇を持て遊んで家に留まることが苦痛というのも同じです。
淡々と、は冷静に事を進めるとあり
外の変化に内側を乱されないよう努める意識をイメージします。
時間の進行は全てに等しいので
自分の何かを変えなければ問題は解消されないということです。
普段、時間がなくてできないと言っているほんの些細な物事を
できない、やらない理由をあげるより、今だからこそ踏み入れれば
終息後に残るのは傷だけではないと思います。