子どもの自立を育てる
ライフスタイル
スポーツの秋真っ只中。
昨日は体操を習う息子の大会に行った。
練習と違う場所だったり人から見られたりは緊張感が増し
それが良いほうへ作用すると思った以上の力が発揮されることがある。
逆に上手くしなければといった内向きの力が強かったりすれば
練習で出来ていたことができなっかったりする。
小学校低学年の息子レベルでは一般的に技術の劇的な向上はないが
自意識の高まりでメリハリのある動きになる。
練習という努力の積み重ねを吐き出す場は絶対必要だ。
なぜならそこから上手くなりたいとか悔しいといった
その後の成長に繋がる経験を得ることができるからだ。
向上心が生まれると少々の叱責はむしろ背中を押す方向に働き
具体的な指導は目標が鮮明になり、より早い成長が望めると私は思う。
逆にそこに至るまでは、できる限り良いところを見つけて褒めなければならないと思う。
私は習い事で親が頑張ることはこの「褒めること」と
「安全で時間を守った送迎」だけだと思っているし実際意識的にそうするよう努めている。
親が技術的なことに口を出したり指導者の負の部分を子どもに伝え始めると
子どもは指導者より親を慕うようになり教える側と教えられる側の関係が成立しなくなる。
(学校の先生を昔ほど慕わなくなったのもこれが一つの原因だと思う)
何かを教える教えられるには信頼関係が必ず必要で
信頼できない人からの教えは実現できるはずがないし学びを奪うことになる。
教えることで自立を促すなら、自立とは
「考える力」「選ぶ力」「進む力」だと私は思っているので
親の偏見や先入観は子どもには全く関係ないし必要ない。
自立のために背中を押し続ける。
これは助言やアドバイスではないと思う。