全力

プライベート

週末、娘の通う小学校の運動会がありました。

新型コロナウイルス感染防止のため入場は演者父兄のみの入れ替えで
盛大とは言えませんでしたが、限られた環境で練習してきた様子が伝わり
時間を割いて良かったです。

とても短い時間でしたが、娘は全力でした。
だから帰宅後も満足気でした。

スポーツ観戦然り、何かを見て感動したり清々しい気持ちになるのは
省みたり嘘のない一生懸命をそこに感じるからだと思います。

大人になると、先が読めるようになり、疲れを残すかもしれないと思うと
日常で全力を出すということが限りなくゼロに近くなると思います。

例えば届きそうで届かない鉄棒が公園にあったとして
飛びつく以前に、行為と自分の利害を考えてしまい
ほとんどの大人は飛びつかないと思います。

仮に、トライしても1,2回で届かないとわかれば
止めてしまうのが関の山でしょう。

子どもはそもそも先を読むことが少ないので
何度でもトライするしすぐに全力を出します。

全力はスケールの長さだと思っていて
垂直跳びの最高到達点までの距離のようなイメージです。

普段から全力を出す機会を設けなければ
最高到達点は間違いなく下がります。

体力が衰える大人になればそのスピードに拍車がかかります。

運動に限らず私は思考も同じだと思っていて
答えのない一つの問題は掘り下げるほどに正解に間違いなく近付くし
思考の全力は高まると思っています。

大抵同じ解釈、大抵自分に都合の良いところまでで掘り下げは終わっていて
もう少し進めば解決や新しい発見に至る問題も途中で諦めていることが殆どだと思います。

結局、徐々にスケールは短くなっていき
気が付くと些細なことが一つの引き出しでしか処理できなくなってしまうのです。

リスクを考える前にやってしまえ
と自分に言う私こそその気質を持つと自戒するので
些細なことから全力を出すことを試みています。

大人はやるぞ!と意を決さなければ全力を出せません。

まずは届くはずのない天井に全力で手を伸ばしてみてください。
案外爽快です。

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