新型コロナワクチン1回目接種
プライベート
本日、お世話になっている介護施設のご厚意で
高齢者施設等従事者ワクチン優先接種を受けました。
スピードアップしているとはいえ、全体の進行から見てもかなり先行ですし
このタイミングで接種していただけるのはとても有難く
弊院ご利用の方々にも安心していただけると思います。
気になる接種後の症状は、メディアの情報や事前説明にあった
局所筋肉痛程度で、個人的にはインフルエンザのワクチン接種同等と感じます。
これまでのワクチン開発に要する時間を考えると
1/10以下という驚異的な早さで実用化されているわけですが
見切り発車的な心象がある一方で医療の著しい発展も感じます。
一線で尽力される研究者の試行錯誤をよそに
普段、我々はその成果である医療を何の疑いもなく消費しているわけですが
今回、早い実用化であるが故、副反応に過敏です。
私自身、接種後些細な身体の感覚に意識が行き
注視しなければ絶対感じない変化と、注意事項に謳われた内容を
擦り合わせる作業を行ってしまいました。
ある生理的な興奮に関する認知機能の実験で
生理的興奮そのものが情動経験のための必要条件ではなくて
生理的興奮の自己認識が必要条件であるということがわかっています。
つまり、生理的興奮を感覚的な副反応に置き換えると
痛みや不快症状を自分の心が作ってしまうことがあるということです。
未知や未経験という不安な情動が
起こっていない身体感覚を作ろうとしていたのかもしれない
ということです。
ヒトの心と身体はゴム手袋でウナギをつかむようなもの
簡単に思えて実はつかみきれない。。
我ながらビビり認定です。。