日本選手権、西日本インカレ同行

陸上

2週にわたり週末、日本選手権、西日本インカレ
岡山商科大学陸上部に同行しました。

明確なパーソナルベストがある競技特性上、番狂わせが起きにくい競技ではありますが
スプリントでは0.001秒差で勝負が決まる世界なので、一瞬のミスは致命的です。

生理学的にヒトの感覚神経→脳→運動神経までの速度は0.1~0.2秒とされます。

つまり、制御可能な範疇がこの時間ということです。

陸上短距離トップ選手になると1秒間に5回以上脚を回すので
意識下のほぼ限界と考えられますが
全身の運動制御はある意識によって全て網羅されない
むしろ網羅できない範疇のほうが大きいので
ほとんどが無意識化にあると言えます。

加えて、場所、気象、人、などの環境が与える身体制御への影響は
生存そのものを守るために消費する要因になるので
慣れたいつも、を再現するブレーキになりかねません。

その中で勝負するには、それまでの成功体験や
自分の中にある正しい、が占める世界をある程度
手放すことが必要なのではないか?と思います。

そして、実体のぼんやりとした希望や
まだ見ることができない少し先の想像で補い
最後はそこまでやってきた自分を信じる
に尽きると思います。

棋士羽生善治さんは著書の中で
データや前例に頼ると、自分の力で閃こうとしなくなる
と言っています。

窮地に立たされた時こそ、それまでを放り出して
自分を信じた結果、得るものがある
ということだと思います。

しびれる時間でした。。

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