真似
ライフスタイル
スポーツの世界で優れた選手の動きや、練習そのものを真似るということを
したことがあるという人は多いと思います。
外見的なモノマネだけでも、実際やってみると難しく
イメージを表現してもうまくいくケースはほとんどないのではないでしょうか。
今は、簡単に動画で見ることができるので
何度も繰り返し見ることができるはずなのに
うまくいかないのはなぜでしょうか。
人は同じ骨や筋肉を持っていても
それを連動させる関節や、全体的な身体バランスが異なるからです。
分かりきったことを言っていますが
結論を言うと、自分と他人は違うということです。
他人を分析、評価する前に、自分のそれを行ったほうが
効率的だし、効果的です。
その上で、ストロングポイント、ウィークポイントを見極めて鍛えることが
最も望ましいスキルアップになるのではないでしょうか。
鍼灸師にもこれが当てはまるように思います。
優れた治療家の、美しい鍼さばきや、小気味良いテンポは真似てもできるものではなく
仮にできたとしても、与える効果は違ったものになるはずです。
なぜなら、その動きは見た目以外の意味を持たないからです。
自分のスタイルを追求することが、治療効果を上げ
患者さんの役に立つのであれば、こんなに贅沢な仕事はないのではないかと思います。
真似ると言えば、余談ですが
昨日、小3の息子はドラえもんを見て、ジャイアンの捻挫の真似をして本当に捻挫して帰ってきました。。
かめはめ波を何度やっても、スーパーサイヤ人にならなかったのに
ジャイアンの捻挫の真似をして、一発で捻挫しました。。
実際できる真似もあります。
小学生男子!くれぐれも真似しないように!お願いしておきます!