頑張らないを頑張る、という能動
治療室
本日をもって今年の仕事納めとなりました。
また1年間この仕事に従事できたことに感謝します。
先頃のサッカーW杯、私はサッカーフリークではありませんが
一進一退の本気勝負につい我を忘れて観入り力をもらいました。
スポーツに限らず誰かの頑張る姿でやる気になることはあります。
ヒトの情動や意思は元々内側にあるのではなく
外からの影響で動かされ決められることが殆どです。
それ故とても不安定です。
昨年は原点に返り“心身の中庸”を一年のテーマにしていました。
気付いた意外なことは、不足を補うよりも
充足でアクセルを踏まないことの難しさでした。
やりすぎる、は、そうすることで自分にブレーキがかかる、
頑張らないを頑張る、という能動もあると知りました。
今年は節目の五十を迎えます。
孔子『論語 為政』にある“天命を知る”
とはどういうことなのか、少しワクワクします。