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頑張らないを頑張る、という能動

治療室

本日をもって今年の仕事納めとなりました。

また1年間この仕事に従事できたことに感謝します。

 

先頃のサッカーW杯、私はサッカーフリークではありませんが

一進一退の本気勝負につい我を忘れて観入り力をもらいました。

スポーツに限らず誰かの頑張る姿でやる気になることはあります。

ヒトの情動や意思は元々内側にあるのではなく

外からの影響で動かされ決められることが殆どです。

それ故とても不安定です。

昨年は原点に返り“心身の中庸”を一年のテーマにしていました。

気付いた意外なことは、不足を補うよりも

充足でアクセルを踏まないことの難しさでした。

やりすぎる、は、そうすることで自分にブレーキがかかる、

頑張らないを頑張る、という能動もあると知りました。

今年は節目の五十を迎えます。

孔子『論語 為政』にある“天命を知る”

とはどういうことなのか、少しワクワクします。

第45回中国四国学生陸上競技選手権大会

陸上

週末、第45回中国四国学生陸上競技選手権大会
岡山商科大学陸上競技部に同行しました。

学生にとって1年の活動を締めくくる重要な大会です。

3日間、晴天と海からの風に恵まれ好記録が多かった印象です。

私は現役の頃、試合にトレーナーが同行しなければならない身体の状態では
既に自分にも他人にも負けている、と考えていました。

聞こえはいいですが、考え方によっては諦めとも解釈できます。

自分の身体の状態を具体的に言葉にして他者に伝えたり
それをより良く変える手段や方法を知り実行することはとても難しいです。

人の身体は日々刻々変化している、と、今の仕事から確信をもって言えますが
競技者にとってある瞬間のベストの身体は
主観と客観の両方の擦り合わせで近付くと思います。

そのためには、日頃の観察と評価が必要で
チームに携わることで心身の変化や今のモチベーションを図ることができます。

最善はその都度、人それぞれ違いますが
その一瞬の力添えになっていれば幸いです。

コロナ禍もあって、長く会えていなかった旧友とも再会することができ
充実の時間でした。

最後になった4年生を労い、3年生以下の来シーズンのそれぞれの目標達成を願い
また後方支援に徹します。

第70回 岡山県高等学校 新人陸上競技大会

陸上

週末、台風が近づく中、高校陸上新人大会があり
日曜日1日ではありますが岡山商科大学附属高等学校陸上競技部に同行しました。

例年この時期は、県北津山での開催ということもあって
朝夕の涼しさが著しくウインドブレーカー着用の姿が多くみられますが
長引く暑さは想像以上で、こんなに暑い新人戦は経験上初めてでした。

連戦、長引く暑さのため熱ダレのフィジカルコンディションではありましたが
男子総合、トラック、フィールド完全優勝
女子5名エントリーで堂々のトラック6位

常勝に慢心することなく今の力を発揮してくれたので
またこちらが力をもらいました。

トラックも残りわずかになりました。
附属高校、陸上競技に限らず弊院は多くの選手にご利用いただいています。
それぞれの目標達成のためにサポートしたいと思います。

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