トレーナー
陸上
週末、母校後輩に同行し陸上日本インカレに行きました。
大学生の全国大会、大学日本一を決める大会です。
学生時、私がこの大会に出場することはできませんでしたが
当時チームメイトに同行して約30年が経ちます。
日常を繰り返していると、やりたいことが話すだけで終わり
人生を終えると思ったとき、行動しなければ後悔することが
容易に想像できたので、立場が変わり、この度、満を持して同行しました。
この機会を求めて今の仕事に就いたわけではありませんが
ぼんやりと陸上に関わりたいと思っていました。
トレーナーは現場で選手の心身のケアを行う
漠然とした職責は20年で徐々に明確になっていきました。
私が思う理想のトレーナー像は、選手の競技以外を多く知り
また選手も私のことを良く知っている間柄であるということです。
味わったことがない緊張下、ケアをする、声をかけるよりもその先
存在が邪魔にならず、いるだけで安心する、これが究極です。
長くとはいっても数年、彼らと時間を共有し
なので、少しは役に立てるのでは?と思いました。
真意は彼らに問わなければわかりませんが、同行3日間
初日の失敗を精査し、次の日に活かせたといえる結果になったことは
目標達成に届きませんでしたが清々しい気持ちになりました。
現地で現役時お世話になった方とも再会でき
人生のやり残しを減らすことができました。
チームスタッフ、選手、岡山に残った選手
全てに与えていただいた機会に感謝し
次戦以降も引き続きサポートしたいと思います。