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非日常は日常の礎の上に成り立つ

ライフスタイル

先日、テレビを見ていると英会話を習う高齢男性が
「高齢者は日々をいかに楽しく過ごすか」
そのために英会話を学び、とても楽しいと言っていた。

発言に嘘はなくこの男性の言っていることは正しいと思った。
一方で、違和感もあった。

英語を話すことは、多様化が進む世の中ではあるが日常的ではない。

だから、英会話を学ぶこと=非日常となり
楽しいと感じられるのは非日常ということになる。

一般に非日常が楽しいという風潮は少なからず多いと感じる。

昔、幸不幸は自分、成功失敗は他者が決めるもの
と誰かが言っていた。

この、楽しいを幸福とすると非日常が幸福
極端かもしれないが日常は不幸と解釈できる。

アスリートが結果を出すために、苦しい練習や余暇を犠牲にすることは
考えるほどにしんどいだけだが、陸上で言えば自己ベストが出たとき全てが報われる。

厳しい練習が日常で、自己ベストが出るときが非日常
非日常は日常の礎の上に成り立つ。

日々、時間に追われイライラしたり、やることを見失い途方に暮れているとすれば
その日常は、恐らく見えていない、少し先の非日常の支えになっている。

まだ見えていない、目の前の非日常を少し感じれたり
見える位置に移動することができれば、毎日を充実と感じれると思う。

 

留まることと動くこと

健康寿命

高齢の方と施術中話していると、“何もしてないんじゃけど…”
と、肩こりや腰痛の自己推察をされます。

一方で、スポーツやランニング愛好家は、ハードなトレーニングを
日常的に行った結果、痛みを訴え来院されます。

一見、静と動のように捉えられる両者ですが
私は痛み不具合の現れた部位からみると、同じ構図を想像します。

“座りすぎは死亡リスクを高める”という話はご周知かもしれませんが
世界に先立って、イギリスでは2011年に座りすぎガイドラインを作成し
就業時間中少なくとも2時間、理想は4時間座っている時間を減らして
立ったり、歩いたりする低強度の活動にあてるべきであると勧告しています。

長時間座位を強いられるビジネスツール椅子。
欧州では半立位のものが積極的に取り入れられ
長く座ることから生まれる弊害を減少させる取り組みを行っているようです。

長く同じ姿勢の意味で
高齢の方の動くことなくじっとしている様子
スポーツの体に動きを刷り込む反復練習
ビジネスの座位
は、見方を変えると同じポイント(身体部位)に継続的に荷重された状態と言えます。

イギリスガイドライン中の座位ではなく立ったり、歩いたりの表現は
決して動きなさいではなく、定期的に姿勢を変えなさいだと私は捉えます。

よって、勿論日常的な運動は身体を安定的に保つ有効手段ですが
慢性的な痛み不具合も、一部急性期を除き動かしたほうが早期改善が望めると考えます。

小さな子が眠っている間、縦横無尽に寝返りを打つのは
血流停滞に陥らないための自浄作用だと私は思っていて
大人になるにつれて寝返りを打たなくなるのは
身体の各器官が成熟し停滞リスクよりも安定を選択していると推察します。

森羅万象、消長リズムは普遍で、留まれば動き、動けば休むを
50/50に近く遂行することが健康であるための一つの考え方だと思っています。

IPU全日本大学駅伝アベック出場

陸上

弊院に数名、来院いただいている
環太平洋大学陸上部長距離の選手たちが
この度、全日本大学駅伝に男女アベック出場を決めました。

男子は初出場、女子は3年ぶり2回目の出場です。

スポーツ競技者は日々、心身ともに鍛え続けているわけですが
彼らを少なからず知る者として、その試行錯誤の過程を見ています。

ここまで決して順風満帆ではない
ということを知っている分、当然想い入れは強くなります。

簡単なレースではないと思いますが
これまで積み上げた、トレーニングの成果が
100%により近い形で発揮できることを切に願います。

女子は10月27日、12時10分スタート
男子は11月3日、8時5分スタート
どちらもテレビ中継があります。

彼らの健闘を心から祈ります。

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