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疑いが可能性を広める

鍼灸、その他治療

私はどちらかといえば石橋を叩いて渡る性格です。

色んな業種の経営者や、先見の目を持つ実業家など
世の言う成功者の話を聞いたり、本を読むのが好きです。

こうした人に共通するのは、失敗を想像していない
言い換えると、思いついたらすぐ行動し
そして成功するまで貫徹するということです。

何度も繰り返す中で独自理論が構築され、少ないエラーで目標に到達します。

しかし、どんなに優れた人でも100%の方法論はなく
大小過ちを改善しながら結果、成功に辿り着きます。

ある一つの確立された方法論や、蓄積された自身の成功体験は
その枠に収めることで満足しがちです。

枠に収まったかどうかが焦点で、実際の結果がどうだったかは全く見えません。

また、自分の知識に寄せたりバイアス思考になりがちなので
実際とは異なる評価をしてしまいます。

ヒトはできれば失敗をしたくないので効率化された方法論を完全崇拝し
その枠組み、型に落とし込むことで満足を得ようとします。

リスクを負わず満足が得られれば楽です。

私はヒトのこうした心理を疑わずにはいれません。
だから時に自分の判断でさえ疑います。

鍼灸師であるがゆえに、鍼灸でのみ解決できると思うこと
鍼灸理論に患者さんの症状をはめ込もうとすべきではないと思っています。

出来ることと出来ないこと
出来ないけれど頑張ればできそうなこと
頑張っても出来そうにないこと

出来ないけれど頑張ればできそうなことを出来るにすること
頑張っても出来そうにないことを
頑張って出来ないけれど頑張れば出来そうなことに近付けることを
日々積み上げるしかないと思っています。

デリバレートプラクティス

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昨日行われた全日本実業団女子駅伝で
岡山の天満屋陸上部が見事準優勝に輝きました。

優勝候補に挙げられていなかったものの
各選手の堅実な走りが下馬評を覆すに値する好成績で
地元民としてはとてもうれしく興奮しました。

“走る”というたいていの人が持ち得た機能を洗練させ
ヒトに感動を与えることは容易ではありません。

速く走ることの難しさは、運動会でほとんどの人が経験していると思います。

日常で走ることはなくても、走れない人はまずいないと思いますが
歩く、走るという動作時、ヒトは必ず一本の脚で体を支えます。

このことがどれほど難しいことなのか
は赤ちゃんを見ればわかるし、記憶になくても皆経験済みです。

歩く、走るに限らず日常、何も考えず当たり前にしてしまう動作も
成長過程で失敗を繰り返し、身に叩き込まれていったものばかりです。

できない、から無意識にできてしまうに至るまで
その動作を制御する脳の領域は段階的に変わっていきます。

速く走るには何が必要か?
まずは自分を知り、弱点を知る。
速く走るという具体的目標を掲げ、その過程を細かく分ける。
各過程で新しい取り組みを試す。
失敗を繰り返しながら全体に反映させる。

デリバレートプラクティス。
超一流と言われる様々な分野の達人が実行する一連の流れを言いますが
スポーツや芸術に限らず、全ての人の仕事や生活に当てはめることができる概念だと思います。

その内容を、より明確にかつ理解した上で真摯に実行し続けることができるか。
考えなければ新たな領域へは到達できないということです。

それのみが精度や結果を大きく変えます。

天満屋の選手が1秒でも速く走ろうとすることと
治療効果を高めることは同じということができます。

0.16ミリの奇跡

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経験の医学と言われる鍼灸は、科学が発展した今でも
その名の通り効果が経験によって左右される傾向にあります。

よってエビデンス(根拠)や方法論についての書籍は
現代医学のものと比べて極めて少ないです。

しかし、模範となる絶対的な師や
すぐに相談できる同僚などがいない孤独な鍼灸師にとって
本は治療そのものや効果に影響を与える大きな存在です。

また、先日の共同通信の発表によると
平成元年以来、約30年で自己啓発市場が約3倍に拡大されたそうです。

雇用形態の変化や、スキルアップを個人で行おうとする人が増え
タメになるかは別として、書店には多くの本が並んでいます。

同僚のいない私にとって本は自己啓発の意味でも大きな存在になっています。

年末、スポーツトレーナーの先駆けとして知られる
白石宏先生がモデルになった漫画を発見しました。

ストーリーや治療が漫画とわかっていてもリアルで
停滞したときに奮い立たせてくれそうな内容です。

一番感じたのは、器用不器用はあっても、突然、技術が進歩することはなく
目の前の細かい作業を、いかに丁寧に繰り返せるか
もし大きな結果が得られるとすれば、その延長線上にしか存在しないということです。

自分の“継続が唯一の成功への近道”という座右の銘に当てはまります。

確かなもの

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今日では、科学の力を目にすることが多くなりました。

医療では病気や症状に、より有効な治療法が
多く科学によってもたらされてきています。

更に、インターネットにより、それを早く知ることができ
情報の共有も可能になってきました。

しかし、鍼灸などの伝統医学がその効果について根拠を求められると
今の時代であっても難しいままです。

科学にはわかりやすさ、その一つに可視化があります。

一目見てわかる。例えば数字で表すことができる。
つまり、視覚で捉えることができる情報を科学は示すことができます。

人が持つ感覚で最も優位なのが視覚です。
生命活動で五感のうち約9割を占めるとも言われます。

よって、味(覚)や匂い(嗅覚)について数字で表せることは
視覚を用いることで抽象を具体化できたと言えます。

しかし、例えば卓越したソムリエの選ぶ一品は、間違いないものですが
彼らが味だけで評価しているかと言われると、そうではありません。

もちろん、味覚優位かもしれませんが、色、匂い、形など、五感を駆使し
更に、他との相性や雰囲気などの抽象素材も考慮するはずです。

そして、選ばれた一つが正解ではなく
科学だけでは表せない感性、感覚といったものが含まれて最良となります。

そしてそれは、経験を積めば積むほど、鍛えれば鍛えるほど
他が真似できない確かな答えになります。

鍼灸師は、皮膚を介した触覚(優位)をツボという形で捉えます。

ツボの大きさや性状は、硬さ、凹凸、乾湿、温度などが不均一状態で存在していて
触覚だけではない全ての感覚で感じ取れると認識します。

それは間違いではなく、そのツボに施術し
効果の確認を繰り返すことで、確かな答えになっていきます。

科学では証明できない現実があるというのも真実です。

内と外

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先日、3回目の岡山マラソンが大盛況に終わりました。

弊院にも調整のためいくらかの来院がありましたが
各々の目標達成の後方支援ができていれば幸いです。

マラソンに限らず、スポーツや日常で円滑に過ごせるよう
調整という名目で来院される方は、弊院は多いと思います。

なぜなのか。と考えると
おそらく変化を能動的に行おうとしているからではないかと考えます。

もちろん、痛み強張りといった体の不具合があるからという理由もありますが
生活、パフォーマンスに影響ないと思われるレベルでも
調整を求める裏側には、変化したいという潜在意識があるのではないかと思います。

能動的変化に必要な条件のひとつに“気づき”があります。

内の自分は、外から見たときその正体を知ります。

物事を考え、一定の答えが欲しい時、自分の内にある情報だけでは
結論に至ることがとても難しく、たいていの場合
外と内を比較、加味検討することで答えに辿り着きます。

この外からの情報として調整治療が効果的なのではないかと思います。

スマホをはじめとする撮影機器の普及で、スポーツ現場で動きの確認に
これらを使うことはとても多く、自分の感覚(内)との隔たりを見ることで
修正が容易になりました。

ひと通り全身をチェックし、アライメントから考える筋の不均衡状態を治療によって整え
更に必要と考えるストレッチやトレーニング部位をお伝えするようにしています。

外からの情報入力で、日常やトレーニングに変化が生まれれば
何かが変わると思っています。

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