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腰下肢痛を助長する歯痛

腰下肢痛

全身の連動機能低下が局所の痛みを助長していると思われる症例です。

立った状態で体を反らすと腰から脚(後面)への放散痛が
ほぼ間違いなく再現されるという症状です。

そもそも痛み不具合が慢性化する部位はその人にとって
器質的、形態的、機能的なウイークポイントであると考えます。

言い換えると、その部位にひずみが生じやすい
アライメント、筋(力)バランス、動きが背景にあると言えます。

よって、それら考えられる原因の中で改善可能なポイントを推察し
治療すれば良いということになります。

痛みの場所は腰以下ですが、話を聞けば年末に治療した歯の調子が芳しくなく
患側で咀嚼できないということでした。

ウイークポイントの痛みを出現、助長させる条件として
歯痛のため顎関節-頚椎-胸郭-腰仙椎-股関節の連動性低下が
静的、動的評価で推察されました。

究極はこれを一点でという神業なのでしょうが
そんな奥義を体得してはおりませんので
歪んだ構造体を地道に整える作業に徹します。

結果、主訴の腰下肢に加えて歯痛も改善されました。

医療はほぼ対症的であると考えているので、仮に痛みが消えたとしても
根治と言えるのか定かではありませんが、自分が担うフィールドで
一定の結果が得られたことは、推察の信憑性を裏付けるものになりました。

 

収穫の丸亀ハーフ

プライベート

毎年恒例。丸亀ハーフマラソン参戦。

雨もなんとかレース中は降ることなく
おかげで最高といえるコンディション。

まずは言い訳。
今回は12月中旬に脚を傷め、今だから言える1月初めに急性腰痛発症。。

感覚的に、例年の1/3ほどの体の仕上がり。

しかし、ゴールは決まっているので挑戦しかない。

結果は、最高記録には遠く及ばないが、ほぼ設定通り。

今回はスタートラインに立てたこと
タイムよりもここに至るまでの試行錯誤のプロセスが何よりの収穫となった。

痛み不具合が生じたとき、休むべきか動くべきか
決定的な線引きはないが、それを身をもって論理的に構築できた。

自己コントロールがほぼ想定通りできた。

間違いなく仕事に還元できるものになった。

昨日、脳科学者茂木健一郎氏と元陸上競技選手為末大氏の講演を聴講した。

認知症の特効薬は今のところ存在しないが
神経伝達物質ドーパミン放出強化はその予防として最適である。

ドーパミンは不安になるほどの苦手克服で放出されるため
新たなチャレンジはもってこいという。

苦しみの先のゴールを体現できるマラソンでは
このドーパミンが放出されるため依存が生じる。

身体はきつかったが、単にゴールで放出されるドーパミンだけではなく
後に残る報酬を手に入れることができたこの度のマラソンであった。

非合理的な日常がこどもの体力を作る

健康寿命

私が大学を卒業し社会人一年目に初めていわゆるガラケーを持ち始めて20年超
今ではスマートフォンは常識的、と言える約60%の個人が保有しているそうです(2016年総務省)。

身の回りのあらゆる機能を一台に集約した超便利グッズですが
一方で、健康被害を危惧する声も聞かれます。

スマホの使用時間が長い人ほど社会不安が高い
自宅でスマホを使い続ける人は仕事のストレスが回復しない
といった研究結果もあり、スマホがなければ不安に陥ったり
日常生活に支障を感じる人は多いのではないかと推察します。

普段、スマホを与えていない小学生の息子を見ていると
友達との情報伝達はもっぱら学校での対面で
そうでなければ直接出向く、というスマホ必須の大人からすると
非合理的、便利知らず、無駄骨、電気電波皆無の時代と何ら変わりません。

ご承知の通りこどもの外遊びは様々な理由で激減し
幼少期の体力作りはスポーツの習い事が担う時代です。

競技スポーツのケガや調整名目で小中学生の来院が多くありますが
稀に親御さんから日頃の基礎体力作りについて問われます。

私は、身体が成長過程のこどもに体力強化のトレーニングは
概ね必要ないと考えています。

なぜなら、スポーツによって競技特性は違いますが
たいてい身体が大きいこどものパフォーマンスが高い傾向にあるからです。
トレーニングによって得られた体力というより
形態的資質のほうが影響していると考えて良いと思います。

骨の成長著しい時期に高負荷を高頻度で強いると
スポーツパフォーマンスはおろか、以降の競技の弊害
身体の器質的な不具合などのリスクが大きくなると考えます。

また、現代習い事スポーツは、人類の運動不足解消のための
運動習慣動機付けも担っていると思うので
スポーツは楽しいという意識の植え付けが重要と考えます。

 

体力作りをスポーツで養っていなかった頃
こどもの体力は日常の生活や外遊びで育まれていたと想像できます。

いちいち自転車で友達宅まで向かう息子を見ていて
一見、非合理的に見えますが、これこそ体力作りだと思ったのです。

こどもの非合理的活動。支援します。

スマホ欲しがるこどもにいつでも与えることはできます。

本当の意味のこどものためとは。

欲しがるものを与えたときの喜ぶ顔。

満足しているのは実は親なのかもしれない。

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