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NSCA-CPT取得

鍼灸、その他治療

本日、NSCA(全米ストレングス&コンディショニング協会)
認定パーソナルトレーナー資格認定試験を受験し無事合格しました。

日頃から慣れは停滞を生むと考えていて、長く毎日のルーティンを繰り返していると
能動的な変化であっても、それがどのように結果に反映されたり
周りに影響を及ぼしているのか、とても分かりづらいと感じています。

特に、仕事を一人で遂行するということは、間違いを指摘されることも叱責されることもなく
手元だけを見続けていると何が正しいのかの分別さえつかなくなりかねません。

幸か不幸かコロナ禍は俯瞰的に捉える思考をより与えてくれたので
今の自分をゆっくり考えることができました。

治療家の本分は患者さんのニーズに応えることですが、治療の約60分程度で
求められていることを提供できるのか。また、自分自身それで納得、満足できるのか。

と、原点に立ち返ったとき、一人の患者さんに対して、またその人の訴えに対して
もっとできることがあると思いました。

心身の不調改善は、治療行為だけではなく、その人の生活に変化を及ぼす全てです。

確かな知識や些細な言葉が背中を押すこともあると考え、経験に偏りがちな一人仕事を
根拠に基づく基礎に厚みを持たせる意味で資格取得を試みることにしました。

トレーニングやその影響は、やはり誤って理解していたことがあり
老化した脳には少し刺激的でしたが、合格した今は爽快で仕方ありません。

これをもって患者さん、アスリートなど老若男女が気持ちよく生活できるよう
ここから更に模索しながら後方支援したいと思います。

 

新年度、18年目。

治療室

無意識ではない日常は何かを意識しなければならないので
少なからず考える時間が生じます。

未だに出口が見えないコロナ禍、自分自身も例外ではありません。

開院18年目を迎える節目の4月
生涯経験のない新型ウイルスによる生活の変化を
言われるがままに遂行して1年。

当初、今、は想像すらできませんでしたが
やっぱり、という未知への諦めと
まだ?という人類への期待は毎日毎度入れ替わります。

そして自分の仕事は、有事の今
必要不可欠ではないと早くに想像しました。

ウイルスの正体がわからず神仏的に扱われていた頃
多くは感染症で亡くなっていました。

そこに、生きやすさや心地良い暮らしの追求は想像に難しいです。

薬という医療の恩恵は命の担保によって
長く生きるだけではなくクオリティを求める生活志向を生み
その発展は著しく進行形です。

新型コロナによるこれらの積み重ね崩落を防ぐ役割は現代医学に委ね
私が担うのは気持ちよく生活するための質の獲得と向上という着地に至りました。

結局、コロナ禍以前と変わることはありませんでしたが
思考がひと回りした分深みが増したという自負を持って
私事、節目のスタートを切りたいと思います。

不測の一年

治療室

本日、今年最後の鍼療日終わりました。

2013年9月、フェンシング太田雄貴選手と

滝川クリステルさんの歓喜の姿が印象的だった

約半世紀ぶりの自国開催オリンピック決定から7年後

開催当年、渦中の話題は新型コロナウイルスになっていました。

オリンピック開催の気運は薄まり

見えないウイルスを日常で意識せざるを得ない戦いのゴールはまだ見えません。

世の中の不確かは、科学の力でその全貌とはいかずとも可視化できるようになってきました。

言葉や動作はヒトの内側の可視ですが

私は見えているものの裏にこそ本質が潜むと思っています。

年頭に決めた今年のテーマは偶然にも”見えないところを見る”でしたが

振り返ると相手が見ている世界を想像することが最も重要でした。

観見二眼。意識の目、無意識の目、両方を使いこなしてこそ本質理解に至る。

不都合なものは排除のみの発想では解決は遠い、そんな気がします。

無事の一年に感謝し、新年に期待と希望をもって

 

不測の一年、年末年始は是非とも疲れた心身の静養に充ててください。

そして、新年を新たな心と身体でお迎えください。

 

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