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新年度、18年目。

治療室

無意識ではない日常は何かを意識しなければならないので
少なからず考える時間が生じます。

未だに出口が見えないコロナ禍、自分自身も例外ではありません。

開院18年目を迎える節目の4月
生涯経験のない新型ウイルスによる生活の変化を
言われるがままに遂行して1年。

当初、今、は想像すらできませんでしたが
やっぱり、という未知への諦めと
まだ?という人類への期待は毎日毎度入れ替わります。

そして自分の仕事は、有事の今
必要不可欠ではないと早くに想像しました。

ウイルスの正体がわからず神仏的に扱われていた頃
多くは感染症で亡くなっていました。

そこに、生きやすさや心地良い暮らしの追求は想像に難しいです。

薬という医療の恩恵は命の担保によって
長く生きるだけではなくクオリティを求める生活志向を生み
その発展は著しく進行形です。

新型コロナによるこれらの積み重ね崩落を防ぐ役割は現代医学に委ね
私が担うのは気持ちよく生活するための質の獲得と向上という着地に至りました。

結局、コロナ禍以前と変わることはありませんでしたが
思考がひと回りした分深みが増したという自負を持って
私事、節目のスタートを切りたいと思います。

不測の一年

治療室

本日、今年最後の鍼療日終わりました。

2013年9月、フェンシング太田雄貴選手と

滝川クリステルさんの歓喜の姿が印象的だった

約半世紀ぶりの自国開催オリンピック決定から7年後

開催当年、渦中の話題は新型コロナウイルスになっていました。

オリンピック開催の気運は薄まり

見えないウイルスを日常で意識せざるを得ない戦いのゴールはまだ見えません。

世の中の不確かは、科学の力でその全貌とはいかずとも可視化できるようになってきました。

言葉や動作はヒトの内側の可視ですが

私は見えているものの裏にこそ本質が潜むと思っています。

年頭に決めた今年のテーマは偶然にも”見えないところを見る”でしたが

振り返ると相手が見ている世界を想像することが最も重要でした。

観見二眼。意識の目、無意識の目、両方を使いこなしてこそ本質理解に至る。

不都合なものは排除のみの発想では解決は遠い、そんな気がします。

無事の一年に感謝し、新年に期待と希望をもって

 

不測の一年、年末年始は是非とも疲れた心身の静養に充ててください。

そして、新年を新たな心と身体でお迎えください。

 

身体評価

陸上

昨日、今日と2日、トラックシーズンを終え
冬期練習前の岡山商科大学陸上部選手の身体評価を行いました。

スポーツだけではなく、動作中のウイークポイントを推定する
一般的なFMS(Functional Movement Screen)という手法を使い
大まかにスクリーニング後、個別に詳細な動作から
できるだけピンポイントに絞った評価を目指しました。

経験上初めての試みだったので期待と不安半分半分ではありましたが
一定の方向性は個別に示せたのではないかと思います。

また、発見として、数年陸上を専門にする大学生の
身体制御に似た傾向があることがわかったことは
今後のスポーツ、仕事での身体の見方、評価に
とても有益な結果となりました。

これを一つの材料に冬期練習に励み
来シーズン結果が出ることを期待します。

長い時間お疲れさまでした。
(集中しすぎて写真を撮るのを忘れました。ご容赦を。)

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