HOME日々のこと(ブログ)

仙腸関節、左右差、腰下肢痛改善

腰下肢痛

下肢に放散する再現性の高い腰痛は
仙腸関節機能の左右差を少なくできればかなりの確率で改善する。

と、言えます。

わかりやすく言うと、背骨の一番下に続く骨盤の一部
仙骨と腸骨を繋ぐ部分。

関節と名が付きますが、数ミリしか可動しないため
画像をもっても動きを捉えにくい関節です。

が、日常の無意識の癖や長時間の同じ姿勢などの環境因子によって
形態上、機能上、大きな左右差が生まれます。

どの程度の左右差で下肢への放散を伴う腰痛を発症するか
言葉で表現するのはとても難しいのですが
全身を評価したうえで感じる隔たりがあれば、許容を超えたと推察します。

女性は出産時、この部位が通常機能を大きく逸脱するため
関節軟骨を破壊し、腰痛の後遺症を残すことはよく知られています。

仙腸関節機能の左右差を少なくできたことで
症状の改善が認めれれる症例が続きましたのでご紹介しておきます。

8度目、丸亀

プライベート

毎年恒例の丸亀、8回目になります。

私が走る理由は、速さの追求が殆どだった昔とは違って
走ることへの目標設定による、生活と身体のコントロール
そこから得られる身体感覚の言語化、仕事への反映が現在の目的です。

この度の結果のみを長く書くと、言い訳にしかならないので
自己ワーストだったということだけ示して
準備、本番で得られたことを分析します。

世の中、解ること、可視化が可能なことが増え
それは、問題の解決が明確に行われるようになってきたということです。

一方で物事には表裏が存在するので、見えていたもの
もっと広義で捉えると感じれていたもの、感じようとしていたものへの意識が
失われたと思います。

体調の良し悪しは、血液検査や各種検査の結果は最終手段で
本来、自身で感じるもののウエイトが高いのではないかと思っています。

今回、細かいことは省略して、スタート前少し脚が重く感じました。

この感覚は、良い解釈をするとグリコーゲンを身体に貯蔵できたとき生じます。

レース前、不安な感情は少なからず誰にでもあるので
それを払拭する意味でも私はこの解釈を自分にできるだけ擦り込みました。

結論はそうではなかったのですが、メンタルは動きに繋がるので
スタート前の作業は間違っていなかったと思います。

なので、7キロあたりでやっぱりか。。と脚にきたときはレースプランを替えました。
おかげで、10キロまではなんとか押すことができました。

脚の重さを悪く解釈すると、要はピーキングの失敗、その原因は無数にあります。

年齢を重ねると日常でさえ良好な状態で朝を迎えることが難しくなります。

規則正しく生活し、日々を観察できれば無数の原因の多くに気付けるようになります。

思い当たる原因は自分の中ではっきりしていました。

それらは、どうにかできるのか、どうにもならないのか
準備段階で自分なりにふるいにかけて、どうにかできることは
出来る限り手を打ったのですが、及ばなかったということです。

しかし、そこに挑んだこと、本番で一度も歩かなかったことは
自分との約束を果たせたので満足です。

レース前の脚が重いという解釈を変えていれば、違った結果になったかもしれませんが
リスクを取ったことで得られたものは大きいと思います。

疑いが可能性を広める

鍼灸、その他治療

私はどちらかといえば石橋を叩いて渡る性格です。

色んな業種の経営者や、先見の目を持つ実業家など
世の言う成功者の話を聞いたり、本を読むのが好きです。

こうした人に共通するのは、失敗を想像していない
言い換えると、思いついたらすぐ行動し
そして成功するまで貫徹するということです。

何度も繰り返す中で独自理論が構築され、少ないエラーで目標に到達します。

しかし、どんなに優れた人でも100%の方法論はなく
大小過ちを改善しながら結果、成功に辿り着きます。

ある一つの確立された方法論や、蓄積された自身の成功体験は
その枠に収めることで満足しがちです。

枠に収まったかどうかが焦点で、実際の結果がどうだったかは全く見えません。

また、自分の知識に寄せたりバイアス思考になりがちなので
実際とは異なる評価をしてしまいます。

ヒトはできれば失敗をしたくないので効率化された方法論を完全崇拝し
その枠組み、型に落とし込むことで満足を得ようとします。

リスクを負わず満足が得られれば楽です。

私はヒトのこうした心理を疑わずにはいれません。
だから時に自分の判断でさえ疑います。

鍼灸師であるがゆえに、鍼灸でのみ解決できると思うこと
鍼灸理論に患者さんの症状をはめ込もうとすべきではないと思っています。

出来ることと出来ないこと
出来ないけれど頑張ればできそうなこと
頑張っても出来そうにないこと

出来ないけれど頑張ればできそうなことを出来るにすること
頑張っても出来そうにないことを
頑張って出来ないけれど頑張れば出来そうなことに近付けることを
日々積み上げるしかないと思っています。

12月の営業日
1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30
31




11月の営業日





1
2
3
4
5
6
7
8
9
10
11
12
13
14
15
16
17
18
19
20
21
22
23
24
25
26
27
28
29
30

【受付時間】 9:00 ~ 19:00

9:00 ~ 16:00

休鍼日