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内と外

鍼灸、その他治療

先日、3回目の岡山マラソンが大盛況に終わりました。

弊院にも調整のためいくらかの来院がありましたが
各々の目標達成の後方支援ができていれば幸いです。

マラソンに限らず、スポーツや日常で円滑に過ごせるよう
調整という名目で来院される方は、弊院は多いと思います。

なぜなのか。と考えると
おそらく変化を能動的に行おうとしているからではないかと考えます。

もちろん、痛み強張りといった体の不具合があるからという理由もありますが
生活、パフォーマンスに影響ないと思われるレベルでも
調整を求める裏側には、変化したいという潜在意識があるのではないかと思います。

能動的変化に必要な条件のひとつに“気づき”があります。

内の自分は、外から見たときその正体を知ります。

物事を考え、一定の答えが欲しい時、自分の内にある情報だけでは
結論に至ることがとても難しく、たいていの場合
外と内を比較、加味検討することで答えに辿り着きます。

この外からの情報として調整治療が効果的なのではないかと思います。

スマホをはじめとする撮影機器の普及で、スポーツ現場で動きの確認に
これらを使うことはとても多く、自分の感覚(内)との隔たりを見ることで
修正が容易になりました。

ひと通り全身をチェックし、アライメントから考える筋の不均衡状態を治療によって整え
更に必要と考えるストレッチやトレーニング部位をお伝えするようにしています。

外からの情報入力で、日常やトレーニングに変化が生まれれば
何かが変わると思っています。

自分とは

ライフスタイル

随分前のように思えるが、先に行われた衆院選前
街頭インタビューに応えるある人が、払った税金をきちんと返して欲しい
という趣旨の返答をしていたのを思い出した。

産業は成熟して、今の世の中にあるのは第4次産業、第5次産業とも言われている。

形のないもの、つまりサービスを売りにする商売が多くを占め
また、モノにサービスという価値を加えて提供するということはとても多いと感じる。

モノがあふれた社会では、ただのモノは売れず
それでなければならない理由があるものが高い価値を得る。

供給側は、ユーザーの意識を汲み、より満足を与えられるよう情報を集め
今では、意識に上らない潜在的な欲求を満たすモノづくりになっていると思うし
そうでなければ売れなくなっている。

だから需要側は、アグラをかいていても簡単に高いサービスを受けることができるようになっているが
価値内容が停滞したり、そのことに慣れると、それに気付かず不満や要求ばかりになる。

今は、お互いが満足いく関係というより、需要側に有利な取引がが行われていると思う。

だれでも可能な情報発信ツールが充実し、メディアも内容の良しあしに関わらず
ユーザー受けの良い情報を取り上げるからだ。

情報の真意を知らなくても、簡単に評価を発信し、共感が得られると気持ち良いので
こういう循環は後を絶たない。

色んな情報を吸収して、自分の考えが変わることは問題ではなく
むしろ、たいていの人はそうして今の自分がある。

大事なのは、自分を知ることだと思う。
周りと比べて自分がどうかではなく、自分がどうありたいかを知ることだ。

自分が理解できれば、情報に振り回されることが少なくなり
本当に必要なことがあぶり出される。

ブレイクスルー

ライフスタイル

昨日、プロ野球日本ハムの大谷選手が4番ピッチャーで先発
見事4打数1安打、完封しました。

メディアからは、まるで漫画と驚きと称賛の声が上がっています。

野球の内側を詳しく知りませんが、見るのは好きです。

知らない人間であっても、プロの世界で投手と野手の両立は
何となく難しい、または無理という先入観を持っています。

だからこそ、大谷選手への期待は大きくなり
実際、可能にしている姿を目の当たりにしていることで
興奮と感動、夢を与えてもらっています。
(大谷選手起用の陣頭指揮を執った栗山監督も!)

大人になるにしたがって、既成概念は強まり、新たな挑戦を自ら難しくします。

自己防衛、危険回避。究極である死から免れる本能です。

しかし、人に力を与えるのは、リスクを背負ってもなお前進する姿です。

未知に備えて用意周到よりも、見切り発車で転んでもすぐ立ち上がり軌道修正しながら進むほうが
実は気付いていないセーフティネットの充実した現代では大切に思えます。

大谷選手の今後のさらなる活躍に期待し、エネルギーに変えたいと思います。

 

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