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プラスをプラスに

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小さな子を持つ親として、どうすれば子どものやる気を引き出したり
その気になってもらうか考えることは多いですが
育児書を読むとその多くに“褒める”ことで伸ばすとあります。

子どもにとっての日常は、できることがどんどん増えていき
楽しみや喜びに溢れて、色んな興味へと発展しますが
得てして少しの困難にぶつかると、簡単に背を向けてしまいます。

その対策が“褒める”。

難しいことを克服しようとするときにの褒め言葉は
確かに、子どもでなくても追い風になります。

大人になると、褒められることは極度に少なくなります。
褒められる代わりが報酬であったり役職地位であったりするのでしょうが
そもそもできて当然なことばかりなんでしょう。

痛みやつらい症状の原因を探るのは、言ってみれば粗探しです。
粗を浮かせて、その芽を摘むという作業です。

どんな仕事でも成果を上げるために行っているのは
この粗探しではないかと思います。

成長はマイナスをプラスにすることですが
プラスをもっとプラスにすることでも可能です。

褒めることはこのプラスのプラスに当たります。

症状把握のために、粗探しという推論立ては行わなければいけませんが
意識を高めたり生活そのものに活力を生むための
褒め言葉はとても有効だと感じます。

積み重ねられた科学

ライフスタイル

病気を紐解いていくと、細胞とか遺伝子といった究極の姿に行き着きますが
これらが病気その他の体の症状に関係があるとされ
研究され始めて、それほど長い時間を要していないのではないかと思います。

一昔前は、体に不具合が生じると神様に手を合わせていたと考えると
得体の知れない恐ろしい物体が浮き彫りになるというのは
心の痞えがとれ、それだけで楽になるものです。

科学が進めば進むほど、見えなかったものが見えるようになるわけですが
科学はあくまでも逆算的です。

現在事象をなぜ?という思考でさかのぼることで解明されます。

医療現場で行われているのは、これを基とする作業ですが
臨床とは想像、つまり将来を推測しながら
最高の一手を選択して遂行されます。

だから、多くの経験と知識、更にセンス
(元々備えられたものではなくて、知識の蓄積と実際の選択実施によって磨かれるものだと考えています)
といったものが必要だと考えられるし、結果にも大きく左右するのだと思います。

画像や数字的スケールで病態の見極めができない鍼灸師は
これらを駆使して評価、治療していかなければいけません。

どこをどのように操作すれば、症状緩解に至るか
即わかるようになると、名人と呼ばれるのでしょう。

膨大な情報からそこへ導くことができる名人はある種
根拠のない科学的な治療をしていると言えます。

科学は誰でも納得できる根拠となりますが
痛い、苦しい人の前では、その状態からの解放のほうが大事です。

症状と体の因果を緻密に考えることの積み重ねこそが
科学の構築だと信じ日々臨床に当たっています。

 

 

2017スタート

治療室

あけましておめでとうございます。
本日より新年の仕事が始まります。

お正月、妻実家に帰省しました。
日本三大稲荷の一つ、祐徳稲荷神社への参拝は慣例行事ですが
向かう車中で、長男突然の嘔吐。
直ちに引き返したため、初詣は本年はしていません。

一寸先は闇という言葉は
近年の自然災害などを教訓とする生活では皆意識する言葉だと思います。

いつ誰に何が起こるか
そんなことは今も昔もわかりません。

何事も起こらないことは願うばかりですが
有事の際、何をするか、何ができるか
求められるのは対応力であると長男の体調不良は語っていました。

もちろん、そうならないための備えは必要ですが
エネルギーの矛先はやはり前に向かいたいものです。

スタート早々多くのご予約の電話をいただいています。

また新たな健康への貢献に本年も尽力したいと思います。

本年も宜しくお願い申し上げます。

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