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薀蓄(うんちく)

ライフスタイル

10年余り使った炊飯器が壊れたので、量販店へ行きました。

家電購入前に、インターネットを使って商品の情報を事前に知ることは
今の世の中では当たり前になっていて、殆どの人がそうしていると思っています。

ただちに購入を迫られているこの度も、やはり事前情報を入手しようと試みましたが
炊飯器の進化に驚かされ、何が欲しい情報なのか見失ってしまいました。

日頃、炊飯器に光を当てて見ることはないので、想像を絶する品数の多さに絶句しました。

情報入手を半ば諦め、現場でのフィーリングに委ねることにしました。

とはいえ、購入に際し、最優先事項は値段です。

店へ行き、売り場を見て、やはりその数の多さに目移りする訳ですが
値段で選別すると4~5つに絞れます。が、具体的な決定像がないので、ここから葛藤が始まります。

そこで店員さんに商品情報を尋ねるのですが、結果、この薀蓄は決定に大きく左右します。

自分の中でよくわからないものは、人の意見が重要になるのだということです。

店員さんの薀蓄のおかげで、スッキリいい買い物ができました。

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販売業に限らず、医療でもサービスという言葉が使われるようになり
情報開示、治療法の選択・決定などを含むインフォームドコンセントは
提供される側に立つという意味で、その象徴と言えると思います。

痛みや不具合の生じた体で医療機関を訪れる方は
なぜ痛いのか、なぜそのようになっているのか
解らないことへの不安の解消に説明を求めることは多いと思います。

薀蓄。は症状を抱え、不安な患者さんを安心させるために役立つと思いました。

腰椎骨盤リズム(lumbopelvic rhythm)

腰下肢痛

運動連鎖によって、体のある部位の運動が関節を介して、離れた部位に影響を及ぼします。

これには、足から骨盤に向かう上行性と、骨盤から足に向かう下行性とがありますが
ご覧の通り、中心を担っているのは骨盤です。

また、骨盤と脊柱の関連性についても、上行性と下行性の概念があり
骨盤は、下肢、脊柱と連携する機能を果たすため
そのアライメントは全身に影響するといっても過言ではありません。

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しかし、骨盤は単体で空間上を運動するわけではなく
骨盤の運動は、股関節と脊柱の運動の結果になります。

矢状面(体を横から見た時)で体を前後屈させる動作では
骨盤を介して、腰椎(脊柱)と股関節の動きに連動性が存在し
これを“腰椎骨盤リズム(lumbopelvic rhythm)”と呼びます。

腰椎(5つ)の各分節の可動範囲はおよそ8°とされ、膝を伸ばした状態で手を床につけると
平均的な健常成人で腰椎40°、股関節70°がほぼ同時に屈曲するといわれています。

体がおよそ45°前傾した時点で腰椎の運動は制限され
その後、股関節と胸椎によって前屈が行われます。

一方、体を反らす場合、多くは股関節が先行し、少し遅れて腰椎が伸展します。

腰椎骨盤リズムは、股関節と腰椎の可動域制限を補完し合うため
どちらか一方の可動域制限を他方が代償します。

つまり、動きとして連動するが故、負の運動連鎖を誘発します。

見るからに悪い姿勢や、硬い動きは、負の運動連鎖を招き
筋、腱、靭帯などの軟部組織や関節にストレスを与え続けていると考えることができます。

運動(スポーツ)の功績

ライフスタイル

絶好の運動日和の朝、小3の息子は陸上の練習に出かけました。

今日は、中国電力陸上部の選手によるスクールで
帰宅後、選手からサインをもらったと嬉しそうに話していました。

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今は、身体の使い方を学ぶ時代です。
残念ながら、日常生活で会得する機会は喪失しています。

習い事の枠を超え、将来を見据えてプロを目指す領域まで
体の使い方を学ぶということの範囲は広域ですが
将来のためにも、やっておいたほうが良いと思えることの一つです。

先日新聞で、スポーツ庁が行った、体力・運動能力の調査結果の掲載がありました。
調査方法が現行方式になった’98以降、75~79歳男女が過去最高で
高齢者の体力は上向き傾向が継続というものでした。

まだまだ動けるが、リタイヤした人たちが、将来を見据えたり
運動と日常生活の因果を想像して、何かアクションを起こした結果と言えるのではないかと思います。

75歳オーバーということは、戦争を経験した最後の世代になるので
戦後の復興に一躍担った方々です。

運動という表現が正しいかどうかわかりませんが
間違いなく、引っ切り無しに動き詰め、働き詰めていたに違いありません。

ということは、動くということの基盤が幼少のころからできていたわけです。

今の、手を伸ばせば何でも届く子どもたちとは
心も体も作りが違うと容易に想像できます。

運動(スポーツ)は、年齢や性別を問わず、目標に応じて身体を動かすことで
その成果が得られるツールであるし、継続性を持たせれば、将来の体力作りの基盤となります。

生活だけでなく、運動(スポーツ)する人が増えれば
身体を作る、つまり身体の質を高めることに繋がり
鍼灸によって貢献ができるとも思っています。

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