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緊張と緩和

陸上

週末は土曜日にお休みをいただき、中四国インカレ陸上、岡山商大帯同
日曜日は大阪へ、セイコーゴールデングランプリ観戦に行ってきました。

学生のサポートでは、個々の状態を把握し次ラウンドに
現在のベストコンディションで挑めるよう努め
グランプリ観戦は目の前の本気勝負をただただ楽しむ
同じ傍らから陸上競技を眺める立場ながら緊張と緩和の両極を味わいました。

心身の好不調は、自分でコントロールすることが難しく
つまり、意識の有無によらず環境の影響を強く受け
その順応として起伏が起こります。

特に、好調は気づきが少なく
ほとんどの場合、不調が意識に上るため
医療をはじめとする様々な方法でコントロールを図ります。

受け身であればあるほど、自分で制御できる範囲が少なくなり
既存のあらゆる手段で対処できなくなるとお手上げになるわけです。

日頃から、良い時と悪い時は必ず来る!という前提が意識でき
更に行動できれば心身の好不調の波は凪(なぎ)状態に近づくと思っています。

仕事や家庭、学業や練習に追われる意識が強ければ
自分が我を忘れて没頭できるものは何かを知り
たまにはそこに注力することをお勧めします。

それにしても目の前で観ることができた
100mのレースにはシビレタ(>_<)

 

花見の隠れた効能

姿勢

花見も終盤。桜の花も散り始めました。

7年ぶりに花見に行きましたが、きれいに整備された公園は花見というより人見。。
桜の花だよ全員集合でした。

それでも、桜の下で深呼吸したり、こどもと軽く遊ぶと爽快です。

日頃、あえて運動しなければヒトは呼吸という肺機能の約1/10しか使っていません。

深呼吸や軽い運動後の心地良さのひとつに
おざなりにされた筋活動の覚醒があると考えます。

大きな呼吸は胸郭を広げるために多くの筋が動員されます。

関節可動を使った運動のない日常生活の呼吸では全く機能しない筋も存在します。

凝り痛みを抱える人の多くは呼吸が浅く
これがいわゆる不良姿勢の要因のひとつではないかと考えています。

逆を言えば、浅い呼吸で成り立つ生活スタイルのため不良姿勢を許容します。

また、肺は交感神経、副交感神経の自律神経を介して活動が制御されている臓器です。

つまり、肺機能のひとつである呼吸は唯一、能動的に自律神経をコントロールできると言えます。

大きく息を吸うと、背すじはピンと伸び、胸は張られ
肩甲骨は引き合い、腰椎は前弯し、骨盤は前傾し、いわゆる良い姿勢になります。

深呼吸や軽い運動は、不良姿勢のロックを外し
未使用の筋の肩を叩いて起こしてくれます。

花見の清々しさの気付かない一面かもしれないと思いました。

4月1日15年。

治療室

4月1日新年度、開院15年を迎え16年目に入ります。
正月よりも個人的には気持ちが改まる日です。

生まれて15年というと思春期。
心と体の隔たりが大きい時期です。

15年という時間に慢心すれば、思考が止まってしまうということです。

常に完成形はないという基本理念のもと
患者さんにも自分にも良い方向への模索を続けたいと思います。

僕は前向きな思考が好きです。
前向きな思考には、今を変えようとする意図があるので
安心に留まろうとする人間の本質とは違うかもしれませんが
止まることを知らないというヒトを目指し
また一年積み重ねたいと思います。

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