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セイコーゴールデングランプリ陸上

陸上

休みの昨日、大阪に陸上観戦に行きました。

日本に限らず、世界のトップアスリートを生で観れる機会は
そんなにありません。

カラッとした空気で、競技、観戦ともに
最高の気象条件だったと思います。

男子100mで、惜しくも9秒台を観ることはできませんでしたが
最終種目400mリレーでは、リオ五輪銀メダル獲得ナショナルチームの
37秒台を目の当たりにでき、陸上好きとしては鳥肌続きの一日となりました。

頑張れば目標に手が届く。とは言い切れませんが
真剣な選手の姿に、努力を続けることの意味を改めて教えてもらったと思います。

普段、全くもって服に無頓着な息子が
日本代表応援Tシャツを欲しがり、帰宅後ハンガーにかけて鑑賞するという
前代未聞の行動に出たのには笑いと驚きを隠せません。

それほどに、トップアスリートの子どもへの影響力は大きいということです。

今後も選手の頑張りと、息子の成長を応援し続けます。

本来の動き

首肩こり

首を曲げると痛い、という理由の来院は非常に多く
その動作をやってみてください、というとできてしまう
比較的再現性の高い症状だと感じます。

しかし、ある意識をもって再現してもらうと
ほとんどの場合、痛みが軽減するか消失します。施術する前の段階です。

承知の通り、年齢を重ねるにしたがって
何もしなければ筋骨格は硬くなっていきます。

何もしない、を日常動作を意識しないと解釈すると
同じ動きでも徐々にその範囲は狭くなっていくと言えるのではないでしょうか。

首を曲げる際、発痛の原因と思われる筋(軟部)にアプローチしても
またすぐ不具合が生じる所以です。

リハビリで、失った神経筋機能を取り戻すために行う手技などを再教育と言いますが
長寿社会では日常動作の再教育が必要なのではないかと感じています。

前回、こどもの体について書きましたが
遊びで体の使い方の学習機会が減っているこどもが大人になることを考えると
今後多くの人が必要とするのかもしれません。

体の成長とともに、動きも思考も合理的になります。
特に、日々忙しく時間に追われると無駄を嫌がります。

その繰り返しが、本来の動きを出来なくしているような気がします。

しかし、何でもお金を払って教えを乞う時代ですが
本当は、限りなく正解に近い答えを教えてもらうのではなく
何事も自分で模索することが、今の世の中を生き抜くには大事だと思っています。

私自身、首の痛みが出ない動きを試行錯誤で発見できたので。

 

スポーツ万能なのに体が硬い

スポーツ傷害

弊院は小児鍼を行っていますが、成長期の不安定な心身調整名目よりも
スポーツによる体調管理で利用されるケースが圧倒的に多いです。

開院当初の想定とは違うというより想定外でした。

こどもの習い事の変遷をみると、スポーツが男の子で2,30年トップ
女の子はここ数年で音楽からスポーツに移行傾向だそうです。

いつの時代もそうでしょうが、その象徴といえると思います。

私も含め親の立場で考えると、自身の幼少期と比べ外遊びは減り
ゲーム、PC媒体の動画などが主な余暇時間の使い方になっているのが現状なので
体を使うスポーツへの依存は当然の結果と思います。

習い事なので、教える・教えられるという関係に基づきますが
印象として自立した大人になるためにという含みが
私の幼少期の習い事には多かったように感じます。

私の習い事が小6まで剣道だったからかもしれませんが
挨拶や日常の所作についての指導は、実際の練習同様に時間を割き
内容が扱われていたように思います。

スポーツは単に余暇を楽しんだり、社会性を育てるためのものではなく
今は将来の仕事となり得る可能性が広がってきました。

スポーツの捉え方は明らかにここ数十年で変わり
日本でも完全にビジネスとして成立しています。

そういう流れもあってか、習い事のスポーツは
専門性の高い身体動作を早くから取り入れ
大人顔負けのちびっこアスリートがどんどん増えてきました。

こうしたこどもの来院があり、体をみていると
スポーツをしているのに体が硬い子が多いということに気付きます。
(硬い身体でスポーツを行うリスクにはここでは触れません)

運動器(骨・筋などの軟部組織)が未熟かつ成長段階で
高負荷の刺激を加え続けた結果、一つのスポーツに特化した動きの意味で
直線的な動きしかできない、つまり偏った運動器の形成になっているのではと推察します。

更に、ある動きの再現時の神経(脳)機能は、大人は制御しようとする反面
こどもは統制的ではなくあくまでもイメージ優先のため
無意識に体に動きが刷り込まれていきます。

だから、骨の成長が止まる中高生になると成長した体にフィットしない動きの癖が抜けず
スポーツ障害に悩まされるという背景があるかもしれないと思っています。

当然、全てに当てはまるものではありませんが
成長過程だからこそ、こどもに必要な運動要素には幅があると考えます。

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