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ドケルバン病・手根管症候群

ドケルバン病・手根管症候群

ドケルバン病、手根管症候群は手・指・手関節の症状の代表格です。
ここ最近、この症状で来院の方がとても多いです。

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いずれも、トンネルのような構造体を腱鞘、神経が通過する際
空間が狭まって起こるものとされます。

局部への頻回な刺激、過負荷は当然、症状を表面化させたり憎悪させることになりますが
よく観察すると、体の中心から離れた手でありながら、体幹のねじれや
肩甲骨に対する上腕骨の位置が正しくないことに気付きます。

利き手で症状再現があれば、先に述べた理由が真っ先に考えられますが
対側で起こるケースは説明がつかないことになります。

中心に対して傾いた軸は、らせん状に力を中心から末端へと伝え
拮抗的な働きをする筋の力加減に隔たりが生まれ
左右、前後、上下のバランスを破綻させることになり、症状へと繋がります。

早い段階で、炎症を鎮め正しい構造に戻すことが必要と考えます。

慢性化の場合、正しい位置に戻すには時間がかかり
粘り強く施術していく必要があります。

終末的に手術に至る、明確な線引きはありませんが
緩解、憎悪、どちらの傾向にあり日常に支障がどの程度生じるかは
判断材料になると思います。

いずれにしても、症状緩解には全身のアライメント調整が必要で
痛みのある場所だけ施術するということはありません。

 

左回旋

ライフスタイル

人の身体も自然の一部とする考え方の東洋医学。

自然哲学における陰と陽、また、人の身体を構成する五臓六腑は
人の身体に当てはめることができ、その調和が健康に関わるとします。

何だかわかるようで、現実的な表現ではないので理解できないような。。

しかし、考えてみれば人を取り巻く環境は国や地域が変わると随分違うものです。

病気や症状には地域の色が出ることは珍しいことではありません。
つまり、その土地の気候風土や飲食物が影響することの証しと言えます。

現代医学はこうした考え方への依存は少ないと思われますが
自然と身体を現代医学で表現できそうなことは存在します。

普段、施術前後の評価で使うアライメント。
全ての人がそうではありませんが、圧倒的に上半身肩周りは左回旋が優位です。

決定づける原因はありませんが、右利きが多いというのはよく言われることです。

自然界で左に回るものと言えば、地球の自転。
約4万キロを24時間で1周するので、1秒で約460メートル進んでいることになります。

台風は北半球では左巻きと決まっています。
(南半球は右巻きなので、南半球の人たちは右回旋優位なのか!?)

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台風に限らず、様々な気象状況が自転の影響によって左右されることを考えると
その上で生活する人間に1秒約460メートルの影響はあってもおかしくないのではと思います。

アライメント不良で症状が出現しなければ問題ないのでしょうが
同じマルアライメント(構造上の異常)であっても違う症状が現れたり
症状自体現れない場合があったりするのは
自然の計り知れないスケールの大きさが成す業と考えることができるかもしれません。

 

必要とされる存在

ライフスタイル

僕は色んな企業などの経営者的な立場にある人の
ドキュメンタリー番組を良く見ます。

TVで取り上げられるほどの人たちなので
客観的に成功者と世の中では言うのだと思います。

彼らが決まって言うのは“目の前のお客様のため”といったニュアンスの言葉です。

この言葉を聞いた当初、僕には偽善に聞こえていました。

所詮、ビジネスで利益を上げるため
対外的なメディア戦略としての発言だと感じたからです。

話は変わりますが、我が子が大きくなるにつれて
自分で自分のことができるようになり
そこに投資するエネルギーや時間が少なくなってきます。

生まれたての可愛さ全開、ただそこにいるだけで愛おしく感じた存在から
自己主張をはじめ、親の意に反する意思決定をするようになると小生意気に思えたりしますが
手を煩わせることが少なくなり、せいせい感じることもしばしばです。

しかし、冷静に考えると自分を必要としないのは、寂しくもあります。
子どもに必要とされることが親のモチベーションでもあるからです。

必要とされ、それに応えようとすることは
親として自分の存在が絶対的であることを認識でき
仕方ないと口では言いながら、心の中では喜びを感じていたりします。

どこかに下心や利己的発想があれば、この関係は続かなくなってしまうでしょう。

成功者である経営者たちの言葉は確かなもので
その内容に嘘偽りがないのは、企業そのものや
その事業の存続が何よりの証しだと感じるようになりました。

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鍼灸師として、患者さんのためにできることは
治療だけではないと常々思っていますが
まずは確実に症状を改善させることです。

そのための準備は日々継続しなければならないし
何をしてもやり過ぎということはないと思います。

 

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