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岡山県実業団陸上

プライベート

20年ぶり、生涯2度目の100Mに出場しました。

例年、リレーのみでしたが、純粋に何秒で走れるのかという興味と
自分の感覚とタイムのズレを知りたいと思う気持ちから無謀な挑戦になりました。

実際にやってもいないのに出来る!と思うことをやってみる機会はそんなになくて
そういうことは自分の中で"できる"で処理されていることはとても多いと感じています。

全力で走る機会は、歳をかさねるにつれて少なくなりますが
全力で走れることと、100Mのタイムが速いことは比例しないので
今の自分の全力が何秒なのか、およその当たりをつけた上で走りました。

走るに当たって日常生活に変化を与えない、朝の散歩時の1時間内で
練習することを条件にしました。

結果は、下限の想定内でしたが、正直なところ
もう少し出ると思っていた感覚が強かったので、少し残念でした。

自分の感覚と実際には隔たりがあり、想像の範囲で、できると思っていることの実現は
たやすく無いということが如実になったわけです。

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生涯、健康を遂行するためには感覚に委ねていると
気が付いた時、機能しないという状況は簡単に起こり得るということです。

肝に銘じ、日々過ごそうと改めて感じた1日になりました。

 

フェアプレー

ライフスタイル

先日、引退を表明した競泳の北島選手。

引退時の後輩選手のコメントにもあったように
躍進した競泳界を担った象徴的な選手だった。

比較的短命と言われる競泳界で3度のオリンピックに出場し
日本人唯一の2種目2連覇をはじめとする好成績の裏には
一言では語れない努力や葛藤や苦しみがあったと想像できるし
競泳と言えば北島の代名詞にもなったのではないかと思う。

引退会見やニュースに出ていた北島選手の
清々しい気持ちというコメントは表情から充分伺うことができたし
また、200Mのレース直後の悔しさを感じる様子からも
やりきった感は見ていて存分に伝わってきた。

しかし、その前の100Mのレース後の悔しさを感じる様子は
同じ悔しさでも似て非なるものに見えた。

本命がこちらだったということなのだろうが
準決勝で派遣標準タイムをクリアしていただけに
悔しさの表現はダイレクトに伝わってきた。

それ故に、全レース後の潔さになったのだと思う。

100Mのレース後、北島をなぜオリンピックへ出場させないという抗議が
水連に殺到の見出しを見たが、タイム種目はその結果が明白だし
それによってオリンピック出場が決まったとしても本人が喜ぶはずがない。

フェアプレーは見ていて気持ちがいい。

それは勝ちたいことが前提な上で、誤った勝ちや自分有利な一度決定されたジャッジが
自分にとって不利益になる指摘を自らが行うという精神があるからだ。

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正々堂々の堂々には、威厳があって立派な様を意味するとある。

負けても威厳があって立派に見えるのは、フェアプレーに徹したことが見てわかるからだ。

運動会を控え、クラスで4番目のタイムだったという息子に
速く走るための秘策を伝授したところ、できない。。という。

ルールに沿った本当にフェアな秘策だったのだが
陸上畑の父の助言は、彼にとってフェアでないのかもしれない。

北島選手、お疲れ様でした。

頑張れ。息子。

 

運動習慣の源

ライフスタイル

ロコモティブシンドローム、サルコペニアはどちらも筋肉の量や機能の低下によって
日常に支障をきたす疾患群として、近年提唱されはじめました。

その対象は高齢者とされますが、本来それに程遠いと考えられる子どもに
矛先が向けられ始めています。

新聞に子どもの遊びに関する記事がありました。

運動能力の基準となるテストではその能力は右肩下がりになっていて
背景には外遊びの場所、時間、仲間が減ったということが考えられるということ。

生涯自分のことは自分でと、ほとんどの人がそう願っていると思いますが
現実は、ほとんどの人が誰かの手を借りなければ一生を全うできません。

テレビのリモコンを取りに行くのも、トイレに行くのも
ズボンの上げ下ろし、お箸を握って食べ物を口に運ぶ
こんな些細な動作でさえできなくなるのが自分かもしれないということです。

今、こうした問題に直面しているのは、戦後身を粉にして労力を投じてきた人たちですが
子どもの頃はというと山を走り、木に登り、川を泳ぎ、運動習慣が日常だったに違いありません。

今の子どもは少なくともこうした機会を奪われ
多くの可能性と好奇心を発揮することなく刈り取られています。

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うるさい、汚い、危ない
子どもはうるさいのが正常だし、汚いことを汚いと思わず、危ないことが大好きな生き物です。

僕は、今の世の中は自と他の境界を鮮明にする傾向にあると思います。
自分自身そうだと感じます。面倒なことを避けようとします。

固いボールで家のガラスを割ったり、車を凹ましたりすることは避けてもらいたいですが
運動習慣を子どものうちに育むことは、将来の健康の礎になると思うので
地域や社会の一員として協力できることはあるのだと感じました。

 

 

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