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“治す”と“治る”

ライフスタイル

病気やケガを“治す”という言い方があるが私は好きではない。
結論から言うと“治る”が正しいと思っているからだ。

病気やケガと言っても色んな状態があって
目に見えるものから客観的に全くわからないものもある。

しかし、その対処法や症状を和らげるための方法が確立されたり
色んな方法論があるものは身近に感じることができ
少し乱暴な言い方だが、体がしんどいことに対して不安が少ないと思う。

一方、しんどいことへの対応が不鮮明な症状は不安が大きい。

私たちの仕事はこうした大小の不安に対して
色んな引き出しを提示して一緒にやってみることだと思っている。

かつ、それらに序列を設け優先順位が付けれればもっと良いと思う。

肩こりと言っても何が原因の肩こりかで対処法が変わってくるということだ。

しかし、最も大切なのは目の前の引き出しを開けるかどうか
また自分が望むのはどんな状態かということを認識できているか
更にそれを遂行できるかということだ。

だから、最後のひと押しは他人ではなく本人によるものだと思うから
“治る”という表現が正しいと思う。

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鍼灸師として身勝手で無責任な表現かもしれないが
そこが症状の本質を左右する一線だと思う。

これで治療は終わりですという線は
我々の仕事ではなかなか引くことができないのだが
昨日それができる患者さんがあった。

とても清々しく心から嬉しかった。

そして間違いなく最後のひと押しをしたのはご本人だった。

健康とストレス

ライフスタイル

私は生涯健康でいたいと思っている。
世の中の全ての人がそうだと思う。

健康とは「病気ではない、弱っていないなどということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも
すべてが満たされた状態にあること」だとWHOは定義している。

私はもっとシンプルに「自分がしたいことができる」だと思う。

したいことは人それぞれ違うので、人によって健康の姿は違うとも思っていて
だから健康のための絶対的条件はない。

健康な姿を100とすると、私の定義する健康は減点要素になりかねない。

お酒を飲む、たばこを吸う、腹いっぱい食べるなどは自分が望んでしているにも関わらず
100を90や80にしている可能性がある。

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逆に健康のために、本意ではないのに野菜しか食べなかったり
観たいテレビを我慢して床に就く人もいるだろう。

結局、したいことの裏にはリスクや足かせが存在して
その裏の存在の認識は、したいことへと進むスピードを鈍らせてしまうのだけども
それが実は健康のカギを握っている。

私は少しストレスがかかったほうが、人はアクセルを強く踏めるし
病気になりにくい身体が持てると思っている。

この少しのストレスがしたいことへの意欲や力を後押しする
原動になっているような気がする。

関節の許容範囲を超えた遊び

姿勢

寒さが増し夜明けが遅くなると朝起きるのがつらい。
朝、目覚めの悪い子どもを起こすのに布団を取ってしまうのは常套手段だ。

布団を取られた子どもは“さむ~”と天敵と戦う動物の攻撃的な感情を込めた言い方で
ごもっともで当たり前な文句を吐くのだが、それと同時に身体を丸めこむ。

誰に教えられたわけでもないこの格好を瞬時にするのだが
筋肉を収縮させ体温の放出を防ぐという本能のもとこうなる。

寒いという状況下ではほとんどの人がこれを無意識に作っていて
その時間が長く姿勢が普段からかけ離れているほど凝りや痛みの原因となる。

人間は動く生き物なので何を持って正しい姿勢かと問われると難しいが
止まった状態でいわゆる正しい姿勢であっても長時間続けると疲労が顕著に現れる。

人間の構築物としての機能の根本は骨格であるが
地震に強い家が揺れを逃がすための構造と機能を持つように
つなぎ目の関節には“遊び”があってこのわずかな遊びが一極集中の負担を逃がしているのだと思う。

背骨(脊椎)だけでも約30個(頚椎7(まれに8)胸椎12・腰椎5・仙椎5・尾椎3~6)あることを思えば
少しの遊びを超えた位置は知らないうちに構築物としての機能を損ない
凝り痛み強張りといった症状を作ってしまうのではないかと思う。

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そういう意味では現す姿勢はその人の状態全てで
見るに違和感のある姿勢は遊びを超えた関節の維持を意味し
症状はそれを素直に表現していることになる。

これを踏まえ、治療に際して硬くなった筋肉だけをターゲットにしていては
当然効果の持続はない。

症状緩解の主観と構築物として正しい位置にあるかという客観が求められる。

 

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