権利と義務
ライフスタイル
来夏より18歳以上選挙権が可決、成立した。
賛否あると思うが20歳で選挙権をもち初めて投票に行った時
軽々しい自分の気持ちと何か粛々とした投票場の雰囲気の隔たりに
よくわからない緊張と責任を感じたことを思い出す。
権利は簡単にいうと自由の主張だと思うが
突然他からそれを与えられても正直困惑するだろう。
何かを選び、それが自分を取り巻く社会を変えるかもしれない
と考えると重大な決断を迫られているような気がする。
真面目すぎるかもしれないが
あの場の空気はこんなことを想像させる。
選挙権とはそういうものなのだと思う。
権利に対して義務がよく使われるが
どうやら相反する言葉ではなく
お互いの関係は使う状況によって変わるらしい。
義務は辞書には必ずすべき務めとあり
これだけを見ると権利と義務は相反的に思える。
昨日、アメリカFDAがトランス脂肪酸を多く含む油脂の
食品への使用を3年以内に全廃とのニュースがあった。
トランス脂肪酸の人体への影響は十数年前から耳にしていた。
食品に関しては選ぶ権利を行使しているのだから
飲食で養う身体に対して義務を負うのは当然だと思う。